アウターとインナーの2ピースで構成されたLP12のターンテーブル。
アウタープラッターをインナーに載せると、レゾナンスがピタッと止まるのは、
精度と共振モードのコントロールのなせる技であります。
その上に置かれたフェルトマット。
アナログレコードがじかに置かれるのは、この上。
フェルトマットを使っているのは、LINNだけではありませんが、適正にダンプされたターンテーブルにレコードが付かず離れず乗せられて、ストレスなく回り続けるイメージ。
静電気でレコードにくっついて持ち上がってしまうこともありますが、ゴムマットに置き換えられてから35年。
更に昔のフェルトマットは今よりもう少し厚地だったそうです。
「フェルト」と一言にいっても、目のつまったものや、厚いもの、薄いもの様々ありますが、今のLP12のフェルトマットは、少し空気を含んだ柔らかさで、かといって向こうが見えるほど薄くはなし、適度な厚さ。
これも、ほこりがたまってしまったり、陽に焼けてしまったりするもの。
精度が追求できるパーツではありませんが、メンテナンスの折に新調されるとLP12にもいい気分転換になるかもしれませんね。
ところで、このLP12あれこれの指導もしていただいているLINN JAPANの古川さんが、
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是非こちらも要チェックで♪
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