先日ご紹介したWharfedale(ワーフェデール)について、もう少し・・・
Wharfedaleは、英国で最も歴史の古いスピーカーメーカーの1つで、1932年に設立。
創始者で設計者のギルバート・A・ブリッグス氏は、元々エンジニアだったわけではなく、大の音楽好きが嵩じて、スピーカー製造するにいたったのだそうです。
それでも、音響学者でもあったというのですから、よほどのことですね。
このW3も、ツイーター、ミッドが上向きに取り付けられ、ウーファーが前方に、5cmのポートが右下に取り付けられています。
ユニークなユニット配置ですが、ひとたび音が鳴ると音場の作り方に、なるほどねーと納得。
それでただユニークな音場再生のスピーカーかと言うと、そうではなく、音楽性の豊かなこと!
手元にある古いステレオ雑誌にある写真の中のブリッグス氏は、英国のジェントルさを持ちながら、好奇心にあふれています。
オーディオ評論家の菅野先生も憧れたという名機エアデールの1つ前の型のW3、ご試聴いただけるのは、スピーカーがあるうちだけ!?
毎日ひとつこと