先日のこと。
昨年RCAやWharfedaleのスピーカーをお納めしたお宅へ、ラックの組み換えやボードの入れ替えなどで人手がいるというので、ついて行きました。
作業は早々に終え、調整も終わり、最後の音の確認で、思いがけずこんな比較が!
OCTAVEのPHONOMODULEに接続された3台のアナログプレーヤー、
ガラード301、EMT930、LINN LP12をとん・とん・とん、と聴いちゃいました。
思えば別々には聴いていましたが、全く同じシステムで、というと意外とない機会だったかも。
お客様のかけていたレコードは、ベートーヴェン 交響曲7番の出だし。
指揮者はコンヴィチュニー、ライプチィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の演奏。
まずはガラード301。
厚みがあって、バランスよく「これぞアナログ」的なゴリッとした魅力的な再生。
音楽って本当に楽しい!と単純ですがこれ以上ない感想。
そしてEMT 930。
グッと解像度があがり、演奏の微細な部分がしっかり再生されます。
思わず「スゴい解像度の高さ!」と声をあげました。
するとM様。「そうでしょう、でも中々どうしてLP12がすごいよ」とのこと。
最後にLINN LP12。
EMTの解像度の高さとはまた異なる、フワッと抜けのよい再生。
しかしながら音の層の分離がよく、そうした意味での解像度が高く、演奏の奥行き感、空気感が再現され、立体的。
LINNに肩入れするわけではないですが、基本構造は同じで各部のブラッシュアップを続け40年作り続けられているプレーヤーの奥の深さを見た気がしました。
でも、それぞれに音楽性高く豊かさがあり、どれも勝敗がつけたがい。
そもそもオーディオは勝敗などとは関係ないのだった・・・と思ったひと時でした。
M様の詳しくは・・・本店のSOUNDCREATETIMESにて!