澤野工房入荷しました!
今回は2枚同時です。
まずは復刻版のこちらから・・・
Henri Renaud / et son Orchestre
1957年に録音されたものを澤野工房で復刻。
この盤のリーダーはアンリ・ルノー。
あまり知らないなーという方はZoot Simsの澤野から出ている盤のCOリーダーと言えば、演奏を聴いたことある方もいらっしゃると思います。
元のLPではA面がOCTET(8人編成:ピアノ、ベース、ドラムス、トロンボーン2人、トランペット、テナーサックス、バリトンサックス)で、B面がトリオ。
このCDでは6曲目以降がB面。
個人的には、OCTETの中での方が光る演奏が多いような感じがしていますが、トリオの演奏でもBeautiful Loveなどすごく格好いい名演が。
しかし、「工房的」な丁寧な仕事で、半世紀以上も前の音源が今こういう音で聴けるなんてスゴイ。
もう1枚は現代の人(笑)
Joel Remmel Trio / Lumekristall
ノルディック・ジャズ。音が涼しい。
清潔、整然という言葉の合間に倦怠が混ざる様な感じ。
ピアニストのJoel Remmelはブラッド・メルドーなどの影響を受けているとライナーノートにありましたが、同じ系譜です。
これから注目の澤野ミュージシャンかも。
ちなみにこの中でドラムスって誰だと思います?
左端の彼女Aleksandra Kremenetskiがそうなんですって!
甘い表情とは裏腹な、アーキテクチャルというのでしょうか、構築とか論理とかを感じさせるクールなドラムスでした。
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