使いこなし

先日のこと。

「NASの電源が入らなくなっちゃった!」というFAXとともにK様からNASが送られてきました。
心配なのはNASの中味。
音源が生きているかどうか、ということです。
とりあえず、手元に届いたNASの電源をいれてみましたら、元気よく立ち上がり、割と快適な動きで、Kinsky(コントローラーソフト)でも音源の無事を確認することが出来ました。
これはネットワークの問題かもしれない、ということで、NASをお戻しがてらお伺い。
導入後、2ヶ月に1度はNAS、DSがKinskyで見えなくなり・・・という話もありルーターを別のものに換えて、しばらく様子を見て頂くことにして、最後にNASの電源をON。
・・・立ち上がりません。
手で触れると、中のHDDが動こうとしているのは感じ取れます。
しかし、正面のインジケーターはグレーのまま。
「やっぱりNASがダメみたいですねぇ」とK様。
おかしい、なにかがおかしい。
店では何事もなく立ち上がったのに、何が違うのでしょう。
交換機をお持ちしなかったことを後悔しつつ、電源のささっている先を見ると、ご納品時には2つくらいしか使っていなかった、6つ口の壁コンセントがすべていっぱい。
いつの間にかステップアップトランスもつながっています。
ダメ元で別のところから電源をとらせてもらったところ、すんなりキュイーンとインジケータがチカチカし始めました。

どうやらNASの不調は、電流?電圧?にあったようです。
お伺いすると、K様のお宅では以前も別のお部屋で同様のことがあったのだとか。
この後NASだけ別のコンセントから電源をとったらサクサクと快適に。
以前、Legatoでも日本製のNASを使っていた時に、連続して3つ、4つ壊れた時がありました。
フィルター付の電源タップでしたが、ハブやNAS、PCなどをまとめてとっていたのが原因と思われ、
その後、色々試しましたが、普通の電源タップにしたのがよかったのか、PCを他からとるようにしたのが良かったのか、何が原因かは判りませんでした。
QNAPのNASは電源部も割としっかりしているので、安定した動作をしますが、
どうもすんなり動いてくれないな…という時は、ネットワークだけでなく、NASの電源も見て頂くとよいかもしれません。
特にがTVだとか、電気だとか、電流の変化するものなど、色々なものと一緒になっていたら、それによって好調・不調が出る・・・かもしれませんね。
このあたりは、未だ検証が必要ですが、ケアするにこしたことはなさそうです♪
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