Legato EYES

LINN DSネットワークプレーヤーは、2007年秋に登場してこの秋でまる6年。

今度7年目に突入します。

今でこそ、お店にご来店される方の多くがDSをご存知で、ご説明したり聴いて頂ければご理解頂けますが、リリース当初はそれはそれは困りました。
説明も難しい、慣れてないから機械もうまく動かせない・・・。
やはり2010年に登場したiPadやQNAPのNASと言った周辺機器事情のアップデートも大きかったのではないでしょうか。
さて、そのまる6年の間、DSのソフトウェアは変わり続けましたが、ある意味根本的には変わっていないと言う「凄さ」・・・。
システムの骨組みが初めからしっかり作られていて、他の部分をアップデートしてくるところは、40年間作られてきているLP12と凄く近いものがあります。
同じDNAという感じですね。
LP12はLINNの創設者アイバー・ティーフェンブルン氏が作ったのですが、DSは息子さんでLINNの現社長であるギラード・ティーフェンブルン氏によるもの。
受け継がれたDNAが、こうして世の中の動きに合わせてすごく良い形で発現されるというのも、不思議なような当たり前のような、でもやっぱり凄いことだとジーンとします。
「根本から考える」という精神の元においては、もしかしたら普通かもしれません。
でも革新的なことをする時は、勢いとパワーが必要で、それには反撥や摩擦も必ず起こりますから、並大抵ではないでしょう。
でも、「根本を見直す」ということは、ものすごい強みなのだと思います。
だって聴けばわかってしまうんですもの。
説明がいらない。(もちろん後から必要ですけれど)
・・・さて、LINNはまたオーディオ史上未開の地に足を踏み入れたようです。
それは、オーディオショーにもどうやらやってくるらしい。
21世紀を体験しに・・・、行かねば!
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