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今日は 当店の決算処分セールが始まって最初の土曜日。
普段より多くのご試聴希望のお客様にご来店いただきました。
ありがとうございました。

試聴していただくスピーカーを変更する回数も多く、それぞれのスピーカーに合ったアンプを組み合わせたり、セッティングを変えたりと、案外神経を使う作業となります。

今日のメインで使用した OCTAVE のアンプの使いこなしのうちに、出力ゲイン切り替えと バイアス設定があります。(※一部、ゲイン切り替えがないモデルもあります)
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写真は V80SE のゲイン切り替えスイッチ

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バイアスを低めに抑えた”ローバイアス”状態

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こちらは ”ハイバイアス”90F26B71-A92F-4895-BFC2-E3A30CE6DBDB

例えば、TANNOY の ヴィンテージスピーカー・モニターレッドを鳴らす時は ハイゲインに切り替えてバイアスをローに。(低めに抑える)
Brodmann の VC2 ではローゲインに出力を抑えてバイアスを上げ気味のハイに。
こんなかたちでバランスを取ることで最適化することができるのです。

使用する出力管が高出力管か中低出力管か・・
高能率のヴィンテージ JBL の時はローゲイン、TANNOYモニターシルバーではローゲインがマスト。
意外と力が必要な小型スピーカーがあったり、能率が低いからといって必ずしもハイゲインが適正ではなかったり・・

実際に鳴らしてみた感じで調整を変えて追い込んでいける、テスターを使わずに付属のマイナスドライバー一本でバイアス調整ができる、OCTAVE ならではの調整が秀逸なのです。
ご自宅の OCTAVE、ちょっと設定変えてみてはいかがでしょう?

(金野)

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