初心者の竹田です。(いつまで初心者で通るか若干の不安は否めません。)
本日、当店6Fの試聴室、LINNのAKURATE242のセッティングをつめていました。
6Fの試聴室は部屋中央に椅子が置かれ、180度椅子を回転させれば、前も後ろも聴けるようにセッティングされています。
今週は後ろ側にAKURATE242を置いていましたが、あともう一歩のところがなんとなくすっきり出ません。
吸音材の場所に試行錯誤したり、壁にフェルトを貼ってみたり、今まで教えてもらったあらゆることをやってみました。
ちょっとずつよくなるけれどスカーンといかない・・・。
ベルリオーズの幻想、第4楽章「断頭台への行進」でセッティングしていたので、始めの太鼓の部分にもだいぶ飽き飽きしてきた頃、スタッフが「これ貼ってみたら?」と人工スエードを持ってきてくれました。
「これどこに貼るの?」「ここがないてるからさぁ…」と貼ったら・・・激変です!!!
貼った場所は、写真右方向にソファがあるのが見えますでしょうか。このソファ、木とファブリックでできているので、吸音と拡散とできてとっても良いのですが、肘掛になっている部分の真裏(写真:矢印で指した逆L字部分)、ここがメチャクチャ音がはねていたのです。
ここに幅15cmくらいの人工スエードを手前から奥に貼りましたら!!!写真で音がお聞かせできないのが残念です。
第4楽章のアプローチの部分、トランペットの後方の太鼓の音が静けさの中で細かく鳴り、緊張感が走り、1番初めの「ダーン!!!」というティンパニーが、期待以上に響いて思わず笑ってしまいました。
すごい変わりよう!ルームアコースティックってすごいですね!!!
驚きのあまり言葉が滅茶苦茶です。今度は日本語をもう少し勉強してこようと思います。
追伸 クリエイトは明日から3日間お休みを頂きます。次にお会いできるのは木曜になりますが、皆様どうぞごきげんよう!
(竹田)