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前回掲示板でご紹介したインストールのその後途中経過をレポートします。

電気屋さんと配線の打ち合わせをしてケーブルをまず納品。
LINNのマルチルームシステム「KIVOR」とホームシアターのシステムを一緒に導入されるので様々なケーブルが必要です。
スピーカーケーブル、CAT5(KIVOR用)、映像ケーブル、インターコネクトケーブルなどなど。
また、音には何より電源が重要!
分電盤からオーディオ専用に何回路か引き、アースの処理など僕達がお店でやっていること、体験や知識をフル回転させてインストールに取り組みます。
電源とアース次第で音の良し悪しに影響が出ますので、絶対に妥協できません。

何度もインストールの経験を重ねた僕達でさえ、配線の多さに混乱することがあります。
電気屋さんに確実に理解してもらうよう、ちゃんとした説明や正しい指示を出すのも僕らの役目。
また自分たちの確認の為にもしっかりとした配線図、プロット図を作成します。

配線が終わり壁や天井が出来上がる前に確認に出かけます。E様邸は配線が特に多いので注意が必要。
忘れている配線はないか、位置は間違っていないかを細かく確認します。
壁や天井が出来上がる前なら修正や追加は間に合います。
しかしながら、いつでも追加は電気屋さんや大工さんに嫌がられます(笑)。

それから、天吊りする機材、例えばプロジェクターやスピーカー、スクリーンなどの下地補強を大工さんにお願いします。
特にプロジェクターは重量があるのでしっかりと補強が必要。
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これでインストールの第一段階はほぼ完了です。
次回は埋込みスピーカーの開口など。
壁や天井が貼り終わった頃に現場にでかけます。

工事のひとつひとつが全て完成に向っているのを見るのは、結構楽しいものです。
(石井)

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