来る6月22日(土)、BAYZ Audio Courante(クーラント)の試聴会を開催いたします。
ナビゲーターは、オーディオ評論家・山本浩司先生。
ゲストは、哲学者・黒崎政男氏。
BAYZ Audio Courante、雑誌やオーディオショーで見かけられた方も少なくないかと思います。私たちにとっても昨年秋の国際フォーラムのオーディオショーで印象的だったスピーカーの一つでした。
今回は、弊店LOUNGEにてオーディオ評論家の山本先生が、ゲストに哲学者の黒崎氏をお招きしての試聴会。
既にご自宅で試聴された山本先生のインプレッションを黒崎氏にお伝えし、それとこのスピーカーの見た目から、氏が聴いてみたいと思うものを持ち込まれ皆で聞いてみましょう!という試みです。
そして、360度無指向性という点で同じタイプとも言えるDavone Mojoもご用意!
さて、どんな面白いことになるでしょうか。
ぜひ奮ってご参加ください!
(山本先生のインプレッションはこのページの最後に、内容をご紹介しています。)
<<イベント詳細>>
オーディオ評論家・山本浩司のコレが聴きたい
ゲスト:哲学者・黒崎政男氏
試聴機:BAYZ AUDIO Courante/サブ:Davone Mojo
日時: 2019年6月22日(土)14時半開場 15時開演
2時間(休憩あり:延長の可能性あり)
定員数: 30名
場所:SOUNDCREATE LOUNGE (銀座2-3-5三木ビル5階)
ご予約は、お電話 0120-62-8166
または、下記お問い合わせフォームより、
お名前、ご連絡先、ご参加ご希望の旨を明記していただき、ご予約ください。
お問い合わせフォーム
※お席に限りがございますので、ご予約はお早めにお願い致します。
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以下、山本先生インプレッション
※ アンプ:OCTAVE Jubilee Pre+MRE220
プレーヤー:LINN KLIMAX DSM3(ネットワーク)、KLIMAX LP12SE(アナログ)
最近、オーディオ機器で驚くことと言ったら「値段の高さ」くらいでしたが、このスピーカーが表現するステレオの面白さにはほんとうに驚かされました。
自宅のJBLの前にぽんと置いただけで、オムニダイレクショナルスピーカーならではの立体的なサウンドステージが出現。その演奏現場が「視える」がごときステレオイメージの豊かさに心を奪われました。
この形式で一般的なドーム型トゥイーターを使った場合、指向性が狭くてハイが落ちがちですが、円筒形メンブレンを使ったこのスピーカーは、まったくそれが気になりません。
また、20センチウーファーを対向配置し、考え抜かれたエンクロージャーに収められたことで意外なほど豊かな低音をきかせます。
サービスエリアの広さもこのスピーカーの美点ですね。
360度方向に音波が放射されるため、音量を上げてもうるさくならない。
デモソースに相応しいのは、シンプルなマイキングで録られた空間情報豊かな作品。
内田光子の弾くモーツァルトのピアノ・コンチェルトや、ラトル&ベルリン・フィルのダイレクトカット盤LP「ブラームス:交響曲第1番」2楽章では、コンサート会場に居るかのような臨場感を得られます。
教会音楽もすばらしいです。
面白かったのが映画再生。
オフセットした位置で聴いても、スピーカー奥にあるスクリーンに映し出された人物の口から声が発せられているイメージが得られます。
オーディオ哲学宗教談義で「かつて、ステレオ録音は世紀の大失敗と思っていた」という黒崎先生が、どのように聞かれるか楽しみです!
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※今回は映像のご用意はございません。