Legatoの二階の試聴室。
部屋の中央の椅子に腰掛けると、目の前にアンプやDSMがのったラックがあって、その少し上に一枚のレコードを飾っています。
この絵はビュフェの描いた絵ですが、レコードはエラ・フィッツジェラルドがガーシュインの歌を歌う「ガーシュイン ソングブック」の4枚シリーズのうちの1枚。
※ この4枚は間違い。実は5枚のシリーズでした!もう一枚探さなくては!2014.4.14
このホテルの入口の絵の他に、ベッドのある部屋の絵や、テーブルの上の水さしなどが描かれた絵(これは一階で飾ってます)、女性(エラ?)の顔があります。
左右スピーカーの丁度真ん中にくるところにレコードを飾ることにしたのは、真ん中を反射させて、音を前にもっていきたかったからですが、はじめてこのレコードを飾ってから妙にしっくりきたので、おそらく一度もかえたことがないと思います。
(ちなみに、このレコードの高さ位置もセッティングの結構な肝です)
このホテルの入口は、例えばエラであれ、シナトラであれ、デュプレであれ、ピアフであれ、音楽をかけてイイ音で鳴ってる時は、なんとなくこの扉から出てくるような気がして、ちょっと楽しいのです。
グレコやピアフなんていかにも出てきそうじゃないですか?
ひと気のないさびれたホテルに見える時は、うまく鳴ってない…なんてことがないように…。
ステレオで音楽聴く時、なにを見ている/見ようとしているか?
それは、紛れもなく今演奏しているミュージシャンの姿ですが、目の落ち着き場所にはこの感じ割と気に入っております。