Legato EYES

わたくしごとですが、(元々わたくしごとの多いブログですが)
先月3月の末に、サウンドクリエイトに入って10年がたちました。
10年と言っても、オーディオ愛好家の諸先輩方にとってはまだまだひよっこみたいなものですし、始められたばかりの方にとっては「エラそうに色々言ってもたった10年か」という感じでしょう。
なのですが、個人的には、10年絶えず続けたことって、他に思い当りません。
子供のころに「お前いまなにやってる?」「生きてるー!」という掛け合いがはやりましたが、ホーンとそれ以外、ピアノや公文、部活もそんなに長く続けていないですし、まぁ「学生」が一番長かったでしょうか。
まだ10年の割に、機会だけは頂き、普通で聴けないようなものもたくさん聞いて参りました。
入ったばかりの時はGOLDMUNDとLINNの音の違いもわかりませんでした。
同時期に入った女の子が「凄い!全然違う!」と言うのに気が焦り、何度も繋ぎ換えてもらいますが全然分からない!
向いていないんだと思いました。
米原万里というロシア語の翻訳家のエッセイ集中の「最初に苦手なものほど後々自分の得意とするものになる」という話があったのを思い出します。
(※ 米原万里さんのエッセイは電車で読んでは危険なくらい抱腹絶倒。2006年に早逝された時は本当にガッカリしたものでした。)
得意・不得意の話ではないですが、オーディオに出会って以降、実に生き生きと意味深い10年でした。
年も重ねていくわけですが、オーディオも「年の功」あり、ますます面白くなっていくことでしょう。
まずは節目を迎えたご報告を・・・!?

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