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昨日の休みを利用して行ってきました「ダリ回顧展」。
てっきり生誕100年記念と思いきやホントは生誕102年。最近のブームにのってなのでしょうか、つい最近まで東京都現代美術館のディズニー展の中でもディズニーとダリのコラボのアニメーション「Destino」が公開になったり話題が尽きません。
小雨降る中、平日ということもありゆっくり観れるとおもいきや、以外な混雑ぶり。公開になったばっかりだからかと納得しつつも、改めて日本のファンの多さに驚嘆です。
ダリといえばかなり昔、秋葉原のミナミ美術館で長い期間作品を展示していた記憶があります。その時は奇抜な人間離れした異色の俗っぽい芸術家としか見ていませんでした。それが今回油彩約60点を中心とした大回顧展ではありませんか。
印刷物でみることはあっても本物を目にするものは初めてです。本物は色彩豊かでしかも見るものに空想の世界へ誘ってくれます。絵画のほかにルイス・ブニュエルとの共同制作のフランス映画「アンダルシアの犬」が上映されていたり、また1945年ヒッチコック監督の精神分析を題材としたサスペンス「白い恐怖」。その中の夢のシーンのデザインにもダリが担当しています。そのスケッチ画があったりと見所満載です。
もし、ダリが現代を生きていたとしたらどんな映像作品を作っただろうかと想像をめぐらすのも楽しいものです。
<ダリが生涯こよなく愛した生まれ故郷でもあるフィゲラスに想いを馳せて。>

是非興味をもたれた方は2007年1月4日までと長期間開催中ですので足を運んでみてはいかがでしょうか。
(花木)

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