先日の菅野沖彦先生をお招きしての講演会は、おかげさまでたくさんのお客様のご来店と先生の魅力的なお話で、大盛況のうちに終了いたしました。
そのとき使用したスピーカーが、先生自ら選ばれたドイツのGERMAN PHYSIKS「HRS120」
究極のドライバーユニットDDD(TheDICK DIPOLE DRIVER)を搭載した完全無指向のスピーカーです。
実はサウンドクリエイトでも「HRS120」や「トロバトール40」の納品実績も有り、今回の菅野先生の御講演がきっかけで「HRS120」が展示導入となりました。
GERMAN PHYSIKS「HRS120」の最大の魅力は従来のスピーカーユニットの動作原理であるピストンモーションではなく独自のDDDベンディングウェーブ方式にあります。
コーン型スピーカーとの違いは振動板が固定されていることで、ボイスコイルの動きにより、振動板が動くというより、屈曲されることで1mm厚のチタン振動板は、滑らかな水面に水滴を落とした時の波紋のように電気信号を音楽信号に変換します。
とにかく、他のスピーカーと音の出方が違います。
音を出した瞬間、良い意味でオーディオっぽくない音、自然な音に感じました。
無指向ゆえのセッティングの難しさも少なく、まだまだこれから色々なアンプで鳴らす実験が続きますが、GERMAN PHYSIKSの正確無比な魅力を最大限に引き出せるよう努力していきたいと思います。
皆様も、日に日に変わっていくGERMAN PHYSIKSの魅力を
是非ご体感下さい。
(藤井)