今回は、昨年SNEAKY DSMをお求め頂いたお客さまのお宅へお納め。
DSMの時はご自身でセットアップされるとのことで、お伺いは今回初めて。
今回新顔のアイソバリックと、クアドラスパイアのラックにフローリング、全てチェリーがしっくり合っていて、お客さまも思ったよりピッタリだなぁ、とまずお喜びに。
お一人暮らしで、お部屋の生活の中心がオーディオとのことなので、やはり見た目も重要ですよね!
ブックシェルフのスピーカーからのアップグレードで、「低域の音は今まで聴こえなかった音が聴こえますね」。
まずは元々スピーカーがあった位置に置き軽く鳴らしながら、セッティングを少々触らせて頂きました。
お客様は、なるべくケーブルがごちゃっとしないように、ラックとスピーカーは前に出し、後ろの空間に余裕をもたせていらっしゃいましたが、思い切ってラックを後ろへ15cmくらい。それに合わせてスピーカーも後ろへ下げつつ、スピーカー間は広げます。
マジック アイソバリックは、横の壁の反射を使ったほうが部屋全体に心地よく広がります。壁からの距離を取るにしても前に出すより、左右を広げる方がよい結果を得られることが多い感じ。
これでだいぶ低域も伸びてきました。
でも、もう1つだけしたいことが・・・。
NASの電源とDSの電源が同じタップに入っているので、分けさせて頂きました。
NASの中の音源を再生するので、なんとなくよい電源を供給したいと思うのですが、DSとはタップを分けたほうがよいのです。
さらに、欲が出てもう1つ。
DSに使っているタップが、オーディオ専用のフィルター付のもの。
フィルターは、PCオーディオには効果が大きいのですが、DSの音の変化は、個人的な感触ではセッティングしていく上であまり望ましくない変わり方なのです。
なので、今回はお持ちしたアメリカン電気のタップを使用。
こうして聴いてみると、位置のセッティング後の音とは中高域がの生々しさが変わり、音も前にでてきます。
「変わりますね!PCの時にはあのタップよかったんだけどな。DSMは本体のノイズ対策がしっかりしているんですかね」
この上で、スピーカーの位置をもう少し変えます。
瑞々しさも加わり、これならお楽しみ頂けそうというところで、セッティングはひとまず終了。
そうそう、最後になってしまいましたが、実はすごく驚いたのは、SNEAKY DSMのバイアンプでしっかり駆動していること。
アイソバリックは結構トルクの必要なスピーカーだから・・・と思っていましたが、ここまで鳴らすとは立派なアンプです!!
お客さまから1日たって早速メールを頂きました。
「音の奥行きが増した上に高音と低音のバランスがよくて聴きやすく、広がりも出てとても満足しています」
アイソバリックとの蜜月をお楽しみいただけているご様子です♪