銀座の蕎麦屋の田中屋さんに行ってのこと。
つい、いつも同じものばかり頼んでしまいますが、「辛味大根そば」というのがあると聞いて、冒険してみました。
例によって写真は忘れましたが、大根おろしの辛みがスキッと背筋を伸ばす感じで、大変美味しく頂きました。(最後の方は舌の奥が辛くなって、そば湯を早めに頂きました)
しかし、「辛み」もバリエーション豊かなものだなと、改めて思います。
芥子の辛みも和と洋とそれぞれ
唐辛子の辛み
七味の辛さも、ちょっと前述のものよりは奥ゆかしいかな。
わさびのそれ
カレーの辛いの
トムヤンクンは、すっぱ辛かったり
そして、今日の大根の辛みはそのどれとも異なります。
もともと日本発は、わさびとか七味とかなのでしょうが、日本人て香辛料や薬味を使って、素材の味を引き立てるのが上手だなと思います。
ちょっとしたことでがらりと味の奥行きが変わりますが、マヨネーズやケチャップと違って、圧倒的に引き立て役。
こういう文化、日本の誇れるところだなーと思います。
友人には「日本が大好きな外国人みたい」と言われるのですが・・・。
オーディオのケーブルやインシュレーターなんかも、マヨ・ケチャにならないものをよしとしたいものです。