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こう、なんというか、「アタマがちょっとツカレテイルな。」と感じた時、ボケーッとラブコメディを見ます。それも必ずハッピーエンドで終わる結末のわかっているヤツ。
音楽ももちろんいいのですが、家でオーディオ聴いていると時々スイッチ入ってしまうことがあるので、心身の疲れを感じた時はラブコメ映画なんです。(TVは最近面白くない・・・。「ラストマネー」くらい。)

古いところからいえば、アメリカなら、オードリーの「昼下がりの情事」「マイ フェア レディ」。ヨーロッパは、バルドーを見ているだけでも楽しい「殿方ご免あそばせ」や、ソフィア・ローレンの「昨日・今日・明日」(マストロヤンニが笑わせてくれる・・・)。
この頃の映画って、わざとらしさもあざとくならないから安心して楽しめる。

ラブコメの女王になったきっかけでしょうか、メグ・ライアン主演で89年に大ヒットを飛ばした「恋人たちの予感」。音楽は当時21歳のハリー・コニックJr.が担当し、グラミー賞最優秀JAZZボーカル賞も受賞。

ジュリア・ロバーツの「プリティ・ウーマン」と「ノッティング・ヒルの恋人」と続くと、シンデレラ症候群なんじゃないかと疑われそうで心配。(ノッティング・ヒルなんかは最後のシーンの後「ありえないって」と吐き捨てながらTV消すけど、なんか幸せ。・・・やっぱり××症候群なんじゃ・・・?)

大人の小ざっぱり感がイイ女風の、アネット・ベニングがチャーミングな「華麗なる恋の舞台で」。このブログでも紹介したオムニバス的な「ジェーン・オースティンの読書会」。

ジェーン・オースティンもの、シェイクスピアものの喜劇は長い時代の間にも廃れずにいるだけあって、やっぱり断然面白くて、「エマ」も「いつか晴れたに日に」(原作は「分別と多感」)も、「から騒ぎ」も「十二夜」も何度も見てしまう。

ラブコメではないけれど、「娼婦ヴェロニカ」、「プラダを着た悪魔」や「エリン・ブロコヴィッチ」は、「女」を武器にもするけれどしっかり仕事して周りに有無を言わさず認めさせるところに励まされちゃう。

女性が主役!という感じではないけれど、「恋愛小説家」も「雲の上で散歩」も女子心をくすぐる映画でした。

最近母娘で見て爆笑したのはメリル・ストリープのおばちゃんプリが年相応で好ましい「恋するベーカリー」。

並べ立てると止まりません。(一方、名前が思い出せない脳の後退も心配。)

しかし・・・こうして書いてみると、女性って妄想でできているんじゃないかとコワイでしょう?
(竹田)

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