Legato EYES
間があいていますが、ここのところの積んどく。
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★ 日本美術を見る眼ー東と西の出会い ・ 高階秀爾
美術書もたくさんありますが、この先生の本はとても説明が簡潔で、専門的すぎず、興味深く読むことが出来ます。
この間の積ん読の「近代美術の巨匠たち」は、印象派を始めとした19世紀後半に生きた画家の生まれ育ちやちょっとしたエピソードをまとめたものでしたが、電車の中でも結構笑ってしまうくらい。語り口は全く真面目ですが、巨匠ともなると変わった人が多かったみたいで、おかしい話がたくさんありました。印象派展などよく開催されますが、この本は読んでおくと面白いかと!
・・・ということで、今回は日本と西洋の美術の違いのようなことを書かれた本ですが、要は「観点の違い」ということが前提にあって、音楽にも通じるものがあって、これまた興味深いです。
まだ読み始めたばかりですが、ワクワクです。
★イギリス史10講 ・ 近藤和彦
★ユダヤ人とクラシック音楽  ・ 本間ひろむ
この2冊は読破できるか心配ですが、テーマは面白そうでしょう!
大学で専攻していたこともあり、イギリス文化はいつも興味の的です。
オーディオシステムも、ファッションでも、文化でも、ヨーロッパの一括りにできない複雑さを感じます。先日スコットランドも独立にならなかったですが、イギリスのことをもう一度読んでみようっと。
下の「・・クラシック音楽」のほうは、新刊。
カラヤン、フルトヴェングラー、トスカニーニなどに触れているようですが、人物紹介似終わる本では、なさそう。
ちなみに、本の最後の章では、最近(身近で)話題のライヒについて触れられているみたいです。
★ゆるやかな生き方 ・ 五木寛之
少しご年配のお客様に「おもしろいよ」と教えて頂いた1冊。
五木寛之さんも80を過ぎているので、もしかすると私よりも人生の先輩のみなさま方のほうが面白く感じられるかも(おっと失礼)!?
と思っていましたが、ちょっとかじってみたら、意外と四捨五入で40近い今の私でも共感できることが書いてあるようです。
★煙管の芸談 ・ 渡辺保
このブログを見て頂いている方に、歌舞伎好きの方は少ないかもしれないのですが、自分の趣味を通して、歌舞伎の本は常に1冊。(リアル積ん読ですから)
歌舞伎がちょっとおもしろくなってきたら、渡辺保さんの批評は点数が辛いのですが、詳しいし、信頼できるし、絶対に面白いです。
そんなこんなな5冊が、ここしばらくの、鞄の中、ベッドサイドのお供です。

ッドサイドのお供です。

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