使いこなし

先週末店内のソファを変えたことによって大きく変わったのが「音」!!

週末はソファ騒動ですっかり頭から抜けていましたが、朝音を聴いて「ヤバい・・・」。
1Fは木枠と革の座面で出来たウェグナーの椅子を2脚置いていたかわりに、フカフカのソファがきていて、Tulipの低域はソファにしっかり吸われてしまっています。
週末元気にみずみずしく鳴っていたTulipが、ちょっと水分不足で枯れてしまいそうに大人しい音になってしまいました。
それから座る位置が低く、またスピーカーに近くなっていて、Tulipを大きく振っていたのが災いしています。音が中抜けして、広がりが出ません。
音のクオリティはもちろん悪くないのですが、ちょっとこれではお客様のハートを瞬間的にキャッチできない。
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2Fのソファは今までに比べると、前にせり出していた座面がだいぶ引っ込んで、更に高さが少し上がっています。
普通に腰掛けた時の耳の位置は、以前に比べると、大まかに少し後ろ上に移動。
先日セッティングし直して、そこにアーティストが居るかのように聴こえていたEXAKTの音は、ボーカルなどがかすかに「ワーン」という響きを伴います。
これでは、お客様に聴かせられなーい!
ということで、まずは2階から。
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EXAKTのoptimisationでは、部屋の縦・横・高さ、スピーカー位置の他、上の写真のようにリスニングポイントから前の壁、左の壁それぞれの距離を測って、入力できるので、これを測り直し、再度Optimise。
更に、今までのセッティングで超重要だった、リスニングポイント頭後ろの吸音の高さを少しあげ、その吸音と一緒にあわせた部屋の隅の吸音も若干変更。
これは、音を聴いて違和感があったため。
合わせたらバッチリよろしくなりました!!
1Fは、Tulipの振りをまっすぐめに戻しました。
これだけで、中抜けはなくなり左右に音が広がり、随分よくなりました。
が、まだみずみずしさが、響きが欲しい。
ということで、床にベタ置きで全く問題なしのTulipでしたが、弊店オリジナルボードを採用。
これで響きが豊かになり、ソファにたくさん吸音されても大丈夫!!
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ソファを変えただけでも、これだけ変わります。
全く同じシステムでも、同じ音は一つとしてありません。
「ところかわれば音変わる」ですね。
費用をかけずとも本当にこんなちょっとしたことを変えるだけで、スピーカーがのびのび歌ってくれるようになります。
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