連日になりますが、Legatoの看板娘的存在Fred & Gingerに登場してもらいます。
昨年末の最後のご納品が、こちらのお宅の彼らでした。
これまでお使いになられていたのは四角い箱のそこそこ大きいスピーカー。
彼らに変えると「ずいぶんスッキリしたなー!」
なにで鳴らされちゃうかと言うと、LINNの懐かしいLKシリーズ。
KAIRN(プリアンプ)は変わった設計で、逆相接続するので注意。
最初に音出ししたときは「あれ?おと痩せてる?新品だから?」と心配しましたが、
KAIRNの設計にならって、逆相接続したら、低域もしっかり出てきて、
何よりお部屋に広がります。
スピーカーの身長は、そんなに高くないのですが、音場は高さがあり、音離れのよいスピーカーなのです。
お部屋が真四角ではなく、変形に広いので、設置場の雰囲気も音質的にも、Fred & Gingerはもってこいの環境。
彼らがあまりにカワイイので、つい「意外に」という枕詞をくっつけてしまう悪い癖がありますが、解像度も高いし、音場の再現の仕方もユニークでそれでいて音楽的、抜けがよい低域と、イタリアらしい明るい響きは、オーディオ的にもとても素晴らしいスピーカーなのです。
お客様はカメラもオーディオも凝っていて、「男子の趣味」の王道を行く感じですが、Fred & Gingerをお部屋に置こうというところに遊び心があって、とっても素敵な感覚をお持ちです♪
Legatoで聴くのとはちょっと違った、少し渋みのある歌声で、これからきっとお客様を楽しませてくれることでしょう。
しかし、こうして見ると、ウチの子たち陽に焼けている・・・。
お部屋が真四角ではなく、変形に広いので、設置場の雰囲気も音質的にも、