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LINN KLIMAX DSが発売8年目にして2度目のアップグレードで、新基板がリリースされたのが今年4月。

これ以上のアップグレード、意味があるの?
と思っていたら、新クロックシステムの搭載と基板レイアウトの刷新で、音質に大きな変化があり、今なお従来のオーナーを驚かせているLINN DS。
これは、AKURATE、MAJIKクラスも同様の変更があり、新しいDSオーナーは今も増え続けています。
さて、以前よりKLIMAX DSをお使いだったお客様の元へ、1か月強お預かりして新しい基板になったDS2をお納めにお伺いしました。

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後で頂いたメールには、
新しい基板、かなりグレードアップされましたね!
・・・と、そのあとに、古い録音でとりわけ驚きが大きい・・・とのこと。
あまりにも有名で聞きなれたカーペンターズでも、ハーモニーに新しい発見があり、
スティーリー・ダンのAjaでは、70年代にこの曲を作ったということに改めて驚いた・・・。
と書かれていました。
その他についても、機種を新しくしたような驚きがあるとのこと・・・
でも、実は中身の基板はそっくりそのまま新しくなっているので、お客様の驚きはもっともです。
更に、元々入っていた旧基板は、Renew(※)というサービスでもう1台DSが出来て、これは別の場所でお使いになられるとのことでした。
(※Renew DS KLIMAXの旧基板を別筺体のケースに入れた有料のサービス。300,000円)
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お客様のお部屋にはYG AcousticsやAccordoが。
日東紡の調音材もたっくさん。
オーディオ歴は実に40年以上。
お客様は、ワタクシ生まれる前から、どのスピーカーがよいか、これを聞いたらどんなか・・・
とやっていらしたということですね。
そんなお客様にとっても、CD不要論はもっともと思いつつ、アナログしかり、CDしかり、プレーする動作がなくなるのはさびしいもの・・・とのこと。
そう。
デジタルの「あちら」と「こちら」は両立できないのですが、LINNがデジタルとアナログと両方を大切にしているのは確かなのです。
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