どこからか現代クラシックの音楽が聴こえる、、
と思ったら工事現場の、ビルを壊す音でした。
大きなくちばしをもったシャベルカーが何かを壊して、ドラを叩くような低音、そのあと一拍置いてパリパリパリとキラキラした高音が、視界からはもはや消え去った大きな空間に響いて、向こうのビルに反射してのゴージャスな演奏。
現代クラシックの作曲家は、工事現場監督だったんじゃないかなんて、つまらないことを思いながら、空が広くなった日比谷の景色も都会なりに美しくついパシャリ。
カメラのシャッターを切る音をパチリとかパシャとか、そういう擬音の無くなる時もそこまできているかもしれません。
明日金曜日は納品で、日曜日は引越し(まだ終わらない)で、不在にします。
吉田秀和を読んで、今とてつもなくモーツァルトを聴きたいのに、目を開けるとうす茶色の山で、その気になれません、、、。ワンルームの引越しはダンボールとの共存でタイヘン、、。
(竹田)