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クリスマスと関係ない話題ですが、心切り替え、年末のお掃除に向けて、、、

わかっていたことではありましたが、ここまでか!というくらいアンプやプレーヤーの置き方が重要ということをひしひしと感じた件。

お客様がシステムを会社に移設され、調整に困っていらして、お久しぶりのこともありお伺い。

お使いのシステムは、OCTAVE V70SE+ブラックボックス、LINN AKURATE DS。スピーカーはAlbedo HL2.2。

ご友人が、お客様のシステムを聞かれ、同じものを欲しい!というほど、お一人で調整を詰めてこられた末、Ansuzのケーブルを使ってみられて、イイのだけれど、いま一歩、スネアの音が出ない、、、とのこと。

電源タップや、接続は、弊店のお勧めする正しい接続を実施。

あとは、スピーカーの位置調整か?と伺いました。確かに仰るようにスネアの音が実在感がない。クラプトンのunpluggedの一曲目の左で鳴っているトライアングルも埋もれてる。

リズム隊は、音楽を構成する上で大変重要な役割。D’ont mean a thing JAZZみたいなものです。お客様の「いいんだけど、譲れない」のは、譲っちゃならないところ。よくわかります。そしてそれは低域の処理。

情報量はたくさんあるんだけど、量が多くて埋もれている感じ。それからお客様が言うようなスネアの音は、埋もれるというより、滑ってる感じ。

スピーカーの足もとを変えてみましたが、変化はあれど決定的でなく、アンプの置き場に注目しました。

ご自宅では作り付けの家具に納めていらして、とりあえず会社にあったサブテーブルに。全部セパレートして置けるしちょうど良い(下図のA)

まず、棚の振動がアンプに伝わってるんだろうと、弊店のオリジナルボードのあまり切れのブロック(※)でAで右側に置いたAKURATEの足を浮かしてみました。

「今まで聞いたことのない低音!」とお客様が驚かれます。

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※これは、バーチの積層で間に紙が挟んであるので、ラックがスピーカーや床からもろに受ける振動をアンプに伝えにくいようにすることができるのです。一種類の木のブロックや、MDFなどだと、それ個体の振動も重なってくるので、効果は出にくい。ウチのオーディオボードは、これに更に調整用のスリットが入ってるから効果絶大。宣伝でした。

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、、、が、低域がまだどこか、止まっちゃって伸びていない感じ。プレーヤーでこんなに効くなら、アンプにも、、。いやいや、その前にアンプの真下がフリーになっている。支えがあってビンビンいうものではなく、かなりしっかりしていますが右側に比べて、板自体が響く。OCTAVEのほうがプレーヤーより重いし、スピーカーを直に駆動するのはアンプなので、アンプとプレーヤーの位置を左右置き換えました。

「お!!!スネアが聞こえてきた!!スゴイ!!!」いいねいいね!

更にOCTAVEの足にもブロックを。かなり安定する。低域が前に伸びてきました。音の分離も出てきた。

お客様のチェック用の音楽で、スネアやトライアングルの音を確認し、ボーカルの艶感も出て、そろそろゴールが見えてきたかなというところで、「テストミュージックがこれだけ鳴るなら、ホントに好きな音楽を」と、グレイトフル・デッドのライブ録音をかけると、またスネアがいなくなっちゃった。

うーん、システムの周りをうろうろして、これもかなぁ、とOCTAVEの強化電源をこのラックから外し、後方の作り付けの棚の上に移設。

これは、驚きましたよ。驚かれましたし。こんなに違うのというくらい、変わりました。低域が、お客様の試聴ポイントの後ろの方で立っている私の足元まで伸びてきました。

結局、NASもハブもこの棚から、後方の作り付けのラックに移設(B)

プレーヤーの下がフリーなのがまだ気になりますが、この状態で、分離も低域の出方もよくなりました。

フリーになっているところは、突っ張り棒で支えてもいいし、オーディオラックにするのは一番簡単ですが、置き方でこれだけ変わるので、ご自宅にあるものでも是非、見直して試されてみてください。

アンプの置き台が、スピーカーの間にある場合、想像以上にラックは振動を受けています!

最後はミューフルで調整!

(竹田)

アンプの

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