10年近く前からLINN MAJIK DS-Iをお使い頂いていた方なお宅へ最新型のDSM4をお届けしました。
MAJIK DS-Iは現在のDSM4の初号機。ちょうどお家の建て替えの計画の折に出会った、、というか、出くわした感じだったようですが、存在自体ご存じなかったMAJIKを導入されたのだそうです。当時はHDD内蔵のものなどあって、そちらを検討していたのがMAJIKにして本当に良かったと、今回も改めてお話されていました。
年末ギリギリの入荷で、お伺いのタイミングが難しかったため、年内にお送りしお楽しみいただき、セッティングは改めてなお伺いでしたが、年内にいただいたお便りで「ただつなぎ変えて置いただけなのに、音が良くて驚いている」とのこと。
良すぎて、お伺いしても意味がなかったらなぁとプレッシャーを感じつつ笑、年明けてお尋ねしました。
前回のご納品は、別のスタッフだったのでお伺いは初めて。聞かせていただく前から、「今までのMAJIKもすごくよくて、楽しんでいたんですよ、でもこんなに違うなんて。」
お客様のお部屋は、リビングと続きになっていて、エアボリューム十分。伸び伸びと、本当に良い音で鳴っています。でもできることがちらほらとあるかも。
スピーカーは当時からHarbeth P3ESR。スタンドは、弊店オリジナルの竹製のものをお使いいただいています。
スピーカーの下だけ板間になっていて、初代MAJIKの時は音に高さが欲しかったため、このスタンドの下に更に弊店でお求めいただいた竹ボードを敷かれていました。
新しいMAJIKでは情報量も上がり低域も出て、高さも出ているので、ごめんなさいをして、ボードは外します。響きが素直に。スタンドの上でのスピーカーの前後を聴いていただき、少し前のハネを使うと奥行きが出る。スピーカーをやや左右に広げるなどのあと、腕まくりして、アカウントスペースオプティマイズを。
小上がりで、床から高さが上がっている分、スピーカーの位置は高くなります。
それから、何十年かぶりのアナログ再開!Elipsonのターンテーブルも導入されました。若かりし頃のレコードがそのまま残っていて、当時の思い出が蘇る?アナログの音の良さに「ハマりそう!!」。
午前中に伺ってお昼ごろまで調整させていただき、お店を終わって帰るころ、「あれから聞き通しです!」とお便りが。
音場の広がり、奥行き、シルバニア空間ですが、楽しんでます。
また、アナログプレイヤーは眼から鱗、耳から?
トランペットのハイトーンがうるさくなく耳に心地良く、バスドラムもタッチ?まで聴こえてきます。なんで30年間も置いておいたのかな、と。その分これから楽しみます。
ますますの趣味空間に!!
(竹田)