最初のご納品から10年近く経ちます?ずっと、悩んでいらしたオーディオのお悩みが、ほぼ解消!?
前回お伺いしたのは、Legatoが誕生して間もない頃。その時すでにLINN MAJIK140をお持ちで、同ブランドのプリメインアンプ一体型のネットワークプレーヤーSEKRIT DS-Iをお納めさせていただきました。
その際は、中学生の時以来くらい音楽を聴いているとお話しされたのが印象に残っています。その後も、銀座に立ち寄られるとお店の音を聞かれたり当時の新製品に触れたりされ、もう少しこうならないかな、ああならないか、自分にはMAJIK140でいいのか、不満はないんです、そのうちよくしたいな、そんなお話をしていつも帰られるのでした。
一昨年、ご紹介いただいたご友人が、LINN SELEKT DSMとPIEGAを導入され、それを機にSELEKT試聴の機会も増え、この度お納めすることに。
DACはKatalyst。もう何度も聴いてこられた製品ということもあり、店では納得した、でも家で鳴らしたら?というご心配があったよう。
それもそのはず。なぜかというと、10年ぶりに伺ったお宅では瑞々しい、イイ音がしているのです。
少し前に導入して頂いていたMAJIK140のSEベース(半年前、従来のMDFから金属製のベースにアップグレードのリリースがあり。黒い淵の部分)、Ansuzのスピーカーケーブルで、かなり良くなったとか。
なので満を持してのSELEKTへの入れ替えは、お客様的に費用対効果がどれほどか、ということが当然大きな懸念事項だったよう。
しかし鳴らしてすぐに、あ!スゴイ!セレクトやっぱいい!お!あ!よかった!
その後、アカウントオプティマイズを入力。吸音してくれるモノが割合少ないお部屋でどちらかと言えばライブなため、オプティマイズも、4種類ほど違いを体験され、これで!と、セッティングも決まり、大団円!?
スピーカーについても、どことなく、他のメーカーもお考えでしたが、当分これでいいかも。と、改めてスピーカーの良さも感じていただけました。
ワタクシと同世代のため、お客様に向かって「自分で決めなさい」くらいの失礼を申し上げたりもしましたが、結局、お客様、ご自分の好きな音、ちゃーんとわかっていらしたという話。
(竹田)