Legato EYES

Legatoの隣のビルにランドセル屋さんが出来て、来年小学生になるお子さん達の親御さんや、
おじいちゃん、おばあちゃんが雨の中、暑い中、行列を作っています。

私自身も2月に姪が生まれて、子育ての大変さを遠巻きに見ています。

実家に帰ったら、めでたくじじ・ばばになった人たちが、
孫の写真と子供の写真を並べて、ここが似てる、ここが違うと話していました。

当時オーディオがまだ元気だった頃、もれなく我が家にもステレオセットがあり、
私もかろうじて山水のスピーカーやレコードプレーヤーで育ちました。
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私自身は、なぎら健壱がうたう
「♪一本で~も人参~、二足でもサンダル」と「かちかちやま」のお話をレコードで聞いていたのしか
覚えていませんが、家族(主に母)が、フリオ・イグレシアスを筆頭に、バーバラ・ストライサンドとか、
アンディ・ウィリアムズとか、カラヤンのカルメンとか、ベートーヴェンのクロイツェル・ソナタをよくかけていたのだとか。

全く記憶にありませんが、耳には入っていたのだと思います。

母曰く、「カルメン」は片面30分中に必ず見せ場があって、どの面かけていてもいい曲があるから、楽しくてよくかけたけど、「マダム・バタフライ」は、「ある晴れた日に」しかいい曲がなかったとかかんとか。

レコードの時代の話ですね。

話は戻りますが、ランドセルって小学校の5年生くらいまでは毎日一緒だったけど、親の苦労も知らず、大切にした覚えがないなあ。

山水も、この写真の後の引っ越し先には既になく、持っていけないと捨ててしまったみたい。
取って代わったコンポの音に満足することはなかったと、今になって言うじじ・ばば。

子育て中は音楽どころじゃなかった・・のでしょう。
でも、音楽も、子供の耳、育てているんじゃないかなぁと思っています。

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