ユニークなヴィンテージスピーカーが入荷しました。
Jensen Satellite S-21 Galaxy2。
サテライトと名前にあるだけに、ツイーター、ミッドの部分と、ウーファーが離れています。
ウーファーが真ん中の大きなサイズのもの。その両脇のスピーカーは、スピーカーケーブルでウーファーに繋がっています。
試し聞きで、絨毯にそのまま置いてしまっていますが、中々良い鳴り方です。
新しい録音の音楽というよりは、やはりこの時代のものがより合っているかな。
オスカー・ピーターソンのピアノはどハマりです。彼のピアノの音そのものと思ってしまうような魅力があって、鍵盤の上をコロコロと音が転がっていく感じの雰囲気がすごくよく出ます。それからホロヴィッツとか、ケンプとピアノもタッチが良く出る。リパッティやクララ・ハスキルも良いに違いないと思いましたが、そうでもなかった。なんの違いなんでしょう。もうちょっと真面目にセッティングしたら、良いかもしれません。
ハマる音楽を見つけると、あ、きっとあれも良いはずと次々思い出されます。Jensenのなかでも古いモデルはそういうところがありますね。シュワルツコプのシューベルトのアリアも素晴らしかったし、ヴンダーリヒの魔笛のアリア「Wie stark ist nicht dein Zauberton(なんと不思議な笛の音)」聴いていたら、なんだかスピーカーがよく鳴るようになってきちゃいました。魔笛の効果か。。。
上手いことTVラックみたいなのに納めて、古い時代のyoutubeや、録音を楽しむ、そんな時間最高に贅沢だなー。
(竹田)