★ ネルソンスのブルックナー
本日は、サントリーホールでネルソンス、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスを聴いてきました。トリスタンとイゾルデの前奏曲をやるというので、ここのところ海外オケが続々きている中で痛い出費、、と思いながら買ったチケット。
しかし、トリスタンとイゾルデに舞い上がって座席指定せずに買ったものだから一階席の一列目。本当は2階席の聞こえ方が好きなのにあちゃーでしたが、おもったよりハーモニーを感じられました。(都響の時は、絶対2階の方が自分は好きと思ったが、N響の時は1階の7-9列目あたりで、コントラバスの前でとてもよかったからなんとも言えない。)
コントラバスは今日は左奥に配置なので、目の前。この2年くらいの間に行ったコンサートでコントラバスが左という覚えはなく、珍しく思った。
それはそうと、音楽。CDでも聴いていたネルソンスのブルックナー9番。分厚い。けれど、細部が大変細やかで、ブルックナーの音楽と演奏がピッタリなように思います。
本命だったトリスタンとイゾルデは、前奏曲と愛と死。この半年聴き続けてきたものが生演奏でしかも、このレベルで聴けるというのは、喜びでしかなく、体で響きを受けて感動しておりましたが、やはりこれだけ聞かされてその後続かないと消化不良を起こすということもわかりました。来春、N響と都響が通しでやるので、両方聴きに行くことにしました。
忠臣蔵じゃないけど、聴きたい見たいと思っても人生いけるうちにそうそう体験できるもんじゃないというのもだんだんわかってきたから行きますが、もう少し間引いてやってくれてもいいのに、、。
いずれにしても、ワーグナーもブルックナーも若い時にはなかなかわからなかったのがなぜか、というのが今日なんとなくわかりました。この音楽の深淵、抑えた中での深い喜びというのは、中々年取らないとわからないなーって、46歳が言ってるよ、ときっと大先輩方は思うことでしょう。
★ 忙しい日でしたの
実はこのコンサートの前に、先週納品させていただいたお店に呼んでいただいて、麻布台ヒルズのレセプションへ。
先週は電気屋に徹していて、脚立でも木でもなんでも登っていましたが、ちょっと華やかな始まりの今週です。納品先はまた改めて、、。
★ インドア
先週かなり体力使いました。仕事でも仕事の後の打ち上げでも。遅くに食べたり飲んだりしていたら、定休日の朝、溜まった疲れが浮腫として表面化し、マンボーみたいになっていました。で、なっんにも予定を入れず、なっんにも考えずに、ブルックナーの予習もせずに、ひたすら家にジトーっとしてました。(お酒も抜いた)
集めていた端切れで袋縫ったり、冷蔵庫にあったあまりで料理したり、決して人に披露するようなレベルではないですが、無心で手を動かすのが、実はすごく疲れを取ることを実感。
不器用もさることながら、ちょっと弁解すると左の緑の方は、とても柔らかくて、元々こういうくしゃっとした生地なのです。ほんと自己満足の世界ですから。(←出すくせに否定されるのが苦手)
(竹田)