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店頭で、お客さまのお悩みを聞くことがあります。「ちょっと左に寄るんです。それで片方だけ少し振りを強くしていて、、」お話し聞くだけではコレとははっきりわからなくて、お写真いただいてここを吸音してみてくださいなどのお話をすることがありますが、やはり現地にいくのが一番わかります。

お部屋の響きもありますが一番は部屋の中で音がないところを探すこと。特にスピーカー周り。特に部屋の角。4つ以上の面に囲まれている箇所。

例えば、真四角の部屋としても、部屋の角は、天井・床・壁の2面によって4面に囲まれています。その面積が小さくなればなるほど音がこもりやすい。

私がよくやるのは、音楽をかけながら部屋の角に行って頭を突っ込んでみる。音がないところがあります。

これ、プロっぽいようなこと言ってますが、いくつかの部屋の隅を比較したら誰でもわかります。

梁がおりていて、梁によって小さい面積の凹みがあるとか(カーテンボックスのような)、エアコンの下とか、家具と壁の隙間とか。

壁の素材や近くにあるものの素材によって音がこもりやすいところは音がないように聞こえます。

そこに音を蘇らせるのはちょっとした吸音や、なき留め。音がないところの対処をすると音が埋まり、定位がよくなったり、広がりが出ます。

まずは音がない場所アンテナをご自身に立ててみてください♬

(竹田)

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