ご自宅とは別のお仕事場にシステムを一新されたのが丁度2年前。
その際にご納品させていただいたのは、
・LINN KLIMAX DSのORGANIK アップグレード
・OCTAVE V70A+Super Black Box
・PIEGA COAX511LTD
それにご自身でご用意されたSonusfaber ELECTA AMATOR Ⅲで、スピーカーの切り替えをする感じでスタートされました。
2年前の導入時もOCTAVEは、V80SEの力感をとるかV70Aの音楽性かで相当悩まれ、実際店頭でも
V70A→V80SE→V70A+SBB→V70A(KT150の要望あり)で聴いてみられ、V70Aの質感、音色が抜群にいいということで、これにSBBプラスで決めようとなられたのでした。
その後、しばらくされてから、ご自宅の方に納めさせていただいたNuPrime DAC9+STA9の組み合わせを持ち込まれ、PIEGAはどうもOCTAVEよりもNuPrimeのほうが合う・・Sonusは断然OCTAVE!ということで、
KLIMAX ORGANIK から2系統のアンプ、それぞれのスピーカー・・・、という接続で楽しまれ、ついにはPIEGAの工場まで行かれたのでした!(私もまだ行ってないです。行きたし。)
今回、以来のご納品で、SELEKT DSM Edition EOのご納品。
ORGANIK DACでアンプを持たないモデル。
ご自宅へのLuminの導入からAKURATE DSM Katalystが浮いてしまったので、トレードインプロモーションを実施している間に新型のSELEKTとトレードインをして、こちらのシステムにプレーヤーを追加、別々の2システム構築!!となったのでした。
PIEGA COAX511LTDは、現行の411と611の間に位置するスピーカーで、リボン、キャビネットなども現行モデル同様強化されています。511を発注したタイミングが、ちょうどLTDに切り替わるときで、実際店頭で聴いていただいた時よりも音離れの良さや情報量は上がっていました。(※611より少し小ぶりで、現在日本では展開していないモデルとなります)
SELEKT DSMもEO(ステレオDAC)かEMO(モノラルDAC)で、かなりお悩みになられました。
何せORGANIK化したKLIMAX DSもお持ちなので。
2台をご比較された結果、普段聞かれるボーカルやJAZZではSELEKT EOのほうがまとまりがあるのと、KLIMAX ORGANIKとの雰囲気の違いも大きいので、SELEKT EO(ステレオDAC)に決められたのでした。
クリアで音楽情報量の多いPIEGA、色彩豊かなSonusfaber、それぞれの音楽性が光る魅力いっぱいの2システム。
「整いました!」とつい。
(竹田)