先日20度を超える陽気かと思えば、今日は肌寒く、三寒四温のこの季節は、朝着ていく服の見極めが難しい~
見極めと言えば・・・
先日も歌舞伎に行って参りました。残すところ40数日。クライマックスに向けてか、役者さんも豪華な面々。
今月、来月に限り、朝昼夜の3部制になり各部では人気の演目の中でも名台詞の入る場面や、特に人気の高い演目をやるようです。
名台詞が入る前は、観客側も熱気が高まります。
「待ってました!」3階席や2階のどこからか、江戸っ子調に掛け声をかけられる観客の方がいらっしゃいます。
その「待ってました」は観客皆の気持ち。
いい掛け声は、役者の気持ちも高揚させるに違いありません。劇場が一体となっていく感じを感じます。
残念ながら、先日はそうした観客大ベテランの方が来ていない様子。
代わりに女性の方で、積極的に掛け声をかけられる方が…。
男女差別ではなくて、女性の声だとやはりどうしても細くなってしまう。
何となく調子はずれに聞こえて、気持ちは同じなのですが、どことなく残念でございました・・・。
掛け声のご本人様は気持ちのよいことと思いますが、掛け声のタイミング、ご自身の声がどのような化学反応を起こすか・・・これも見極めが必要・・・!?
決して悪いことではないんですけれども…
人生において、なにごとも見極めが大切ということがこの年になってわかってきました。
自分はどんな立場か?今、どうあるべき?どうすべき?
自分をセーブする時か、出す時か?
なーんて言っても見極めが必要な時にこそ、自分の感情が先に立ってしまい
「あの時・・・」なんて反省するばっかりの毎日ですが・・・。
ちなみに、オーディオのセッティングにも見極めが必要ですが、こちらもまだまだ…。
(竹田)