桜の季節がやってきました。
桜の季節って、学生の頃は「別れた」だとか「ふられた」だとか、内面的に「悲しい気分」を抱えている事がなぜか多く、どうも見ると感傷的になります。
もう少し年取ると、桜をネタにデートしたりなんかして、邪まな気があったり。
まともに見ている気がしない・・・。
そこで目で観る「桜」という記憶をたどってみたのですが、ずいぶん過去に遡ることになりました。
小学校2年生から5年間、卒業するまで、父の仕事の関係で兵庫県・西宮市の社宅住まいでした。
その頃、10歳とかそんな頃、散歩がてら家族で「浄水場の桜」というのを見にゆきました。
・・・あれは綺麗だった。ソメイヨシノだけでなく、色々な種類の桜が、ひしめき咲いていて・・・。
自分が子供だったからでしょうか。目にする景色が本当に様々なピンクで包まれて、それはそれは綺麗でした。
便利なもので、長い歳月がたっても、もう会えないような状況でも「インターネット」が再会場所になります。
「西宮」「浄水場」「桜」というキーワードで、「さくらの通り抜け(越水浄水場の一般開放)」というページへ行きあたりました。
写真では見た景色ほどの圧巻さはないですが、一般公開するくらいなのだから今でも人気があるのでしょう。
また出かけてみたら、あるいは記憶と違うのかもしれません。
でも、私にとっての桜は、ここの桜なのでした。
また、いつか行ってみたいものです。
さくらの通り抜け(越水浄水場の一般開放)
http://www.nishi.or.jp/contents/00006375000300021.html
※写真は、昨年のLINN GINZAにて。生産完了になってしまったKOMPONENT110と桜。
(竹田)