DAVONE って初めて聞いた時、 ”ダヴォン〜”と聞きなれない音(言葉)で一体何を言ってるの？！か良くわからなかったのですが笑

見た目が可愛いのに実は本格的なデンマークのブランドDAVONE！！

DAVONE社は2007年、コペンハーゲンから北へ30km離れたヒレレズの小さい工房から生産が始まりました。その個性的なデザインは、販売当初から多くの関心が寄せられデザインのみならずその朗らかな音質は多くの人を魅了し続けて今日のDAVONEがあると思います。

なんと言ってもこのインテリア性の高さ。この湾曲したキャビネットの美しさ・・ワタクシは大体いつも見た目から入るのですが (スミマセン＾＾)
このキャビネットは、何枚も重ね合わせた合板をプレスして成形するデンマーク家具の手法を取り入れています。数多くの名作家具を生み出しているデザイン大国デンマークだからこそできる技ではないでしょうか。

そしてここからがブランドの真骨頂。
音質に関して実は本格的なDAVONEなのです。
何より複雑なエンクロージャーの内部構造にとてもこだわっていて、ユニットを搭載する位置や吸音によって、抜けの良い低域、尖らない、角張ってない、まろやかな響きを可能にしています。
その作りがエンクロージャーのデザインに落とし込まれているのが、加藤的には素晴らしいと思えるのです。

中域に厚みを感じつつ、定位が良いことが当たり前で、そこにふわりと浸透してグルーヴで楽しむスピーカーと言ったら伝わりますでしょうか。何を聴いても充実感を感じることのできるスピーカー。
このDAVONEキャビネットで響かせる音はとくに豊かだと感じます。

モデルによって無指向性があったり、低域の厚みが増し増しになったり、スピーカーの個性がよく主張されていて、構造1つとっても面白い側面を持っています。

そしてこちらは社長兼職人のPaul Schenkel(ポール・シェルケン)氏。
独創性のあるデザインは彼が１から創り出しています。
全てが手作りです。
なんと一人で制作していたのですが、最近は手に追えなくなってようやく信頼のおけるお弟子さんができたみたいです。

今年発表の新モデルReference 2↓↓↓
ナイスなチェッカー柄のウーファー
洒落ています。
※今回お客様からのご指名により代理店に無理言って入れていただきました。

DAVONEは取り分け鳴らしやすいスピーカーなので弊店でも引っ張りだこ。
なぜかいつも安心する音。
特にVOCALは素晴らしいので、お好きなアーティストをぜひ一度聴いてみてください。

(加藤)