★ 気力低下の夏の終わり
いやはや皆様いかがお過ごしでいらしたでしょうか?
私は先週末頃、すこーし気温が落ち始めたあたりから、やっと元気になって参りました。
半ばに納さんの京都に立ち寄り「元気出た!」と思ったのは旅行ハイだったのか、その後食欲もなく(食べてはいる。食べたいモノが分からない)仕事の間だけが生きていて、あとは思考停止状態の日々を過ごしていました。
気温が落ち着いてくるとともに、わかりやすく元気が出てきました。
極めつけは、数か月おきに行くマッサージで「胃が全く動いていないですね。これ食欲なかったでしょう」と言われ、ほぐれた矢先に食欲が戻り、食べたらまた元気に。
食欲と気力って直結しているんだとつくづく思いました。
外からの影響(情報・気候)と自信の体調(経年・ホルモンバランス・病気の可能性)と色々項目が多くて、何が原因かわかりにくいけれど、オーディオのほうが分かりやすいなーと思ったり、いやオーディオも人間と同じかと思ったり。
ただ、胃が動いていなかったのは冷えが大きいんじゃないか・・とのこと。
家でも店でもTシャツでエアコンの中にいて、珈琲何杯も飲んでいたので自業自得。。。
長い夏は今後も続くと思われるので、来年は白湯を飲むとか、腹巻するとか、対策することをここに誓います。
先週末のマジックアワー
★ 最近の積ん読
高階秀爾さんの「名画を見る眼」(1969年)が、いつの間にかカラー版になっていた。
大まかに時代順に名画を1枚取り上げて、それについて時代背景と共に絵について解説する名著。
その挿画がカラーになっていたのです。
白黒の時は、解説されている部分を見たくて、本を縦にしたり横にしたり、目を凝らして見ていたのですが、カラーになってなんと見やすくなったこと。
白黒の版を旅先に忘れてしまったので、再度買おうと思ってカラー版を見つけました(1と2があるのも知らなかった)
美術書を読んでいると、音楽の歴史や音楽のあり方との違いや同じところを無意識に探してしまいます。
例えば、絵画のポスターなどは、本物に思いを寄せることはできてもポスターを見て感動することはないけれど、オーディオで鳴らす音楽は、それ自体に心を動かされる。
しかし高階秀爾さんの本の中でも、この「名画を見る眼」はとりわけ読みやすいし、かと言って内容が浅いわけではなく、観点がありきたりでもないし、素晴らしい名著です!
(竹田)