
皆様こんにちは。
前9回の当ブログをご覧いただき、ご自身でお試しになられた方からお喜びの声が届いております。
閲覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は、先日ご納品に伺った際にオプティマイズの設定がなかなかうまくいかず、行き詰まったという経験を基に、
こんな時はどうすれば?という疑問に少しでもお答えができればと思います。
通常、作成したルームの中にエラーがあると、最後の3Dモデル[Room over view]で赤く表示され、そのまま編集を終了[Finish]すると、「エラーが起きているため、オプティマイズの計算ができません」のようなメッセージが表示されます。↓
しかし、先日のご納品では[Room]を作成し終え、[Room over view]で確認するも赤い表示がなく、[Finish]を押しても、何の警告文もなかったので、[Room]は完成。
その後、[SPACE]でスピーカーの位置、リスニングポイントを設定し、計算[Caliculate]をしようとしたら、[Error]と表示されて、計算ができないということがありました。
※その時のルーム
いくつか試してみると、各[Feature]sで追加した[Feature]同士が接触していても、
3Dモデル[Room over view]では赤く表示されないということがわかりました。
また、[Feature]が壁や床との隙間がなく、ピッタリに作ってしまうと、エラーが起きやすいです。そのため、[Feature]は0.01mだけでも床や壁の端から離して作成してください。
お客様のご自宅では斜天井[Variable Height Ceiling]で三角の天井を二段作成し、
[Ceiling Feature]で梁を作成したのですが、追加した[Feature]のどこかが接触していたみたいで、Feature同士の間隔を調整することで無事計算することが出来ました。
また、[Variable Height Ceiling]では勾配の異なる面ごとに[Features]の編集を行うため、面単位でみるとエラーはないが、合わせた時に[Feature]が接触してしまいエラーになってしまい気づかないケースも
梁の中を覗くと。。。
その為、[Room over view]でエラーが出ていないのに、エラーの警告文が出たり、Spaceで入力するとエラーが出てしまうという場合は、各[Features]の設定を見直してみてしてみてください。
また、弊店でDSをお求めのお客様で、SPACE OPTIMISATIONに行き詰まっている方は、Roomの編集やSPACEの編集を遠隔で行うことも可能です。ご希望の方はお問い合わせください。
(白川)