LINNのトータルシステム。
AKURATE DSの初代モデルとPurifi、
プリアンプは懐かしいモデルのAV5103。
MAJIKのパワーアンプでNINKAバイアンプAKTIV。
完璧なシステム!
・・・ですが、5103が壊れてしまった・・・ということで、
今回お納めしたのが、AKURATE DSMでした。
旧モデルのAKURATE DSは、現行のAKURATE DSやAKURATE DSMのように
出力トランスが搭載されていなかったので、
音質的にデジタルのノイズカットトランスのPurifiを使う必要がありました。
2代目のAKURATE DS(AKURATE DS/K日本仕様モデル)以降、本体に搭載され、
それが現在では標準仕様になったため、MAJIK DSでもAKURATEでもPurifiいらずになっています。
更に、昨年LINNはアナログボリュームのコントロールアンプを全て生産終了に。
これはDSM搭載のデジタルボリュームに音質的な優位性があるということの結果。
シンプル化の一途を辿っています。
・・ということで、AKURATE DS初代、Purifi、5103に
置き換わってAKURATE DSMがその役割を一挙に引き受けることに。
プレーヤーもプリアンプもセパレートであるほうが、
電源供給もそれぞれできるし、その分情報量が多いのではないか
というのが従来のオーディオの考え方ですが、
昨今のLINNの製品を見て行くと、システムのシンプル化は
単純にスペースの問題などではなさそう。
信号経路を短くすることは、ロスを減らすことでもあるわけで、
一部を見ての議論ではなく、やはりオーディオはトータル的に見ないとわからないなぁと思います。
出ている音がすべてを物語ってしまうので、それで判断するしかないんですよね。
ということで、お客様の反応は・・・?
ースゴイ!!!
ーピアノの音なんて、本当に綺麗で・・。低音も以前より良く出るし、大満足です!!
SAPCE OPTIMISEの設定を変えて、奥様と「こっちのほうがいいかな」「あっちのほうがいいかな」
と色々お試し頂いているとのこと。
こちらのお宅は、大きなワンルームがクロゼットなどの家具で仕切られているような作りになっていて、
(要は、天井は繋がっている)SPACE OPTIMISEのやりがいのある環境。
こういう場合は、
ワンルームと考えた場合と、
システムが置かれて壁で仕切られている小さな枠と、
2つの演算結果を出して、それをドッキングさせるようなことをお勧めしています。
これについては近いうちにまた詳しく・・・。
AKURATE DSMシステム導入後に、スピーカーケーブルをK20からK200に変えられて、
これまた驚き!情報量が凄い!とお便りを頂きました。
ピアノの澄んだ響きが、スピーカーから出ているとは思えない臨場感で、
NINKA AKTIVバリバリ現役だな・・と改めて思った次第でした。
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