
1本でもステレオ♪
な、サウンドクリエイトのオリジナルスピーカーのご納品でした。
曲線と直線が融合した素敵な意匠の一室。
お客様から「オーディオがほしい!」
しかし、まずは部屋を見て提案してほしいとのリクエストに、伺ってみて「ナルホド」と思いました。
このまま空間が横に伸びていき、写真の手前側にアイランドキッチンがあるので、スピーカーを2本置くと動線の邪魔になってしまうのです。しかもTV下の縦格子の部分は前に引き出す収納で、建築当初は予定がなかったので、大理石の飾り棚には通線孔がないためブックシェルフのスピーカーを置くのも難しい。
うーん。。と、実はそんなに悩まずに、写真で拝見していた時からこちらを提案するつもりでした。
直線と曲線の組み合わせで素敵なものというと、頭に浮かぶのはEAMSのデザインのE4スピーカー。
Tru-Sonic社のスピーカーで、家具で有名なイームズがデザインしたスピーカーE4。
当時は元々モノラルスピーカーでした。
が、現在モノラルのシステムを組もうとすると、モノラル出力のできるプリアンプが必要になったり、シンプルな構成のアンプにはならないので、家具屋さんで販売されているイマドキなものに倣って、一つでステレオスピーカーにすることに。
Tru-Sonic社のユニットは以前もブログでご案内した通り手に入らないこともあり、楕円形のRFT L6506を2機1つのスピーカーに入れております。
これであれば、ステレオアンプで鳴らせます。
こちらではLINN MAJIK DSM4を組み合わせて、TVの音も音楽も。
初めての本格オーディオということで、まずは空間の中にハマるものを入れて、ゆっくり楽しんで行かれたいとのお話し。
若いお客様で、Vaundyからイーグルスやエルトン・ジョンまで幅広い世代の音楽をお楽しみ。
あちこちに飾られた様々な国の珍しい植木達に、お前たちも音楽聴いて育つかな、と話しかけられていました。
ちなみにスピーカーも育ちます!
(竹田)