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PIEGAのブックシェルフスピーカーCOAX411、人気の衰えることなく・・

今回のPIEGA COAX411のご納品は、楽器の防音室の設計のお仕事をしていらっしゃるお客様のお宅でした。
天井高が3m以上、三層の石膏ボードに漆喰で、内装も明るく防音室とは思えない、解放感のある素敵な室内。

防音室特有の籠った音の印象が全くなく、鳴らす前から期待感が高まります。

駆動するアンプは以前お求めいただいたLINN MAJIK DSM4。

コアキシャルのリボンツイーターはアンプを選ぶのではないか??という感じがありますが、MAJIK DSM4で十分制動します。
店頭でも、いくつかの「ハイエンド・ブックシェルフ」をMAJIK DSM4でご試聴され、モーツァルトのレクイエムの解像度の高さや、ソプラノの声の美しさが圧倒的だったため、このスピーカーにお決めになられたのでした。

写真の奥のグランドピアノはPETROF(ペトロフ)。
お恥ずかしながら、初めて知ったメーカーですが、設立は1864年と老舗。
一度は行ってみたい。モルダウ川の流れるプラハから車で1時間半くらいの、フラデツ・クラーロヴェーという街でつくられているのだそうです。

はめ込み式のスクリーンは、真鍮色の縁取り。投射した画面がアートになりそう。

その後お客様から、
「COAX411は音場の拡がりに柔らかく包まれる感じが心地よいです。
ハブと電源を変えた(※)ら、解像感も上がって、柔らかさと明晰さの両方を合わせ持つ素晴らしい音になりました。
良い製品を手にすることができました。」
(※このあとDELA S100とAudio Designのハブ用の電源を導入されました。)
とのお便りが。

そう、PIEGAって「硬い音」と思っている方が多いのですが、決して硬くない、どちらかというとPIEGAの持つ音楽性には温かみさえ感じられるのです。

お客様が経営されている素敵な防音室は>>>
アーキノート設計室のホームページ

(竹田)

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