Franco serblin(フランコ セルブリン)のAccordo(アッコルド)。
人気の小型スピーカーで、美しいデザインと仕上げは かつての ソナス ファベール 初代エレクタアマトールを彷彿とさせそれを更に洗練させたフォルム。
下取りで入荷した Accordo を組み立てて鳴らしてみようと、まずは我らが定番 LINN MAJIK DSM とマッチアップ。
えっ?結構鳴らすの難しそうな評判だったけどこれで充分いいじゃない!
芯があってしなやかな声、奥行きのある立体的な定位、電源ケーブルやスピーカーケーブルだって特殊なものを使わずに付属品と K20(ロングセラースピーカーケーブル ¥1,500/m)で。
もうこれでいいやと思いかけてもやっぱり隣にある OCTAVE を無視するわけにはいきません。
V80SE は何でも鳴らすという厚い信頼で信者が増え続ける、プリメインアンプの裏番長みたいな存在です。
うまく鳴らせないわけがないのはわかっていても、試しに…。
はじめは、Low の High(Low Gain/High Bias)で鳴らし、フルオーケストラのフォルテでもうひと伸び出そうなので、次にHigh の Low(High Gain/Low Bias) に設定変更。バイアスが落ち着くのを待って再度鳴らすと ビタッッ‼️
華やかな弦のアンサンブル、濡れた質感の声、ドライブするリズム・・・
こんなに小さなスピーカーから出ている音には思えません。
Accordo はとても素直なスピーカーですね!
美音と言われる音色のスピーカー(ブランド)はその美音を出すがために、ある種のクセがあり「何をつないでも同じ音」になる印象があったのですが、この Accordo は何をやっても反応する敏感さと、とりあえずポンと置いても美しい響きが楽しめるおおらかさが両方あるスピーカーだったのです。
人気の理由がわかりました。
問い合わせ多く、付属品完備、特美品、2丁目のLOUNGEにてご試聴可能です。
中古価格 売約済み(ペア/税別)
(金野)