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★ 日本初上陸 Revival Audioを聴きました!
フランスはアルザスのスピーカーメーカー「Revival Audio」。

2021年設立の新しいメーカーですが、アルテック、Focal、Dynaudioで経験を積まれた方が最高技術責任者とのこと。
いずれも自社製ユニットを用意するスピーカーメーカーばかリですから技術の裏付けはしっかりある。
しかもFocal時代はUtopiaのチーフエンジニア、Dynaudio時代はフラッグシップモデルの設計とチューニングで、このメーカー設立直前まで在籍していたのだそうです。

そう聞くと、いいけどまた高いスピーカーメーカーなんじゃないの?
だいいちおフランスでしょー・・・と思いません?

それがそうでもない。

2モデルのラインアップがあり、上位モデルが上の写真でスタンドに置いている方、ATALANTE3が484,000円(税込ペア)
床に置いている方がエントリーモデルで198,000円(税込ペア)。

オーディオが高い方へ高い方へといってしまう中で、もちろん安くはないですが少しホッとする価格帯です。

えー、でも肝心なのは音でしょう?
そりゃそうです!

このメーカーの自社製というユニットは、少々ユニークな素材で、玄武岩・・冷却された溶岩やマグマ流で発見される岩が原料となっていて、これを粉上にして織り込んで繊維で編まれたユニットとなります。
またウーファーの減衰が適切に得られるように。その玄武岩コーン2層の間に特殊なフェルトを挟んだサンドイッチ構造になっているとのこと。
聴感上では、低域に少しオモシロイ感じの風合いがあり、この低域を求めている人絶対いる!と思いました。
少々大きめなブックシェルフで、低域に重みがあるんだけれど、とろくない。
この低域にはっきり好みは分かれると思いますが、絶対お好きな方いらっしゃいます。
そして、こういう感じの低域にピッタリなアンプがNuPrime STA9Xですよ。

LINN MAJIK DSM4で十分駆動しますが、この低域の面白さでツェペリンとかデビッド・ボウイ、ビリー・アイリッシュ、宇多田ヒカルなどを聞こうとすると、ほんの少し物足りなさを感じる。
しかし、そこをすき間なく埋めてくれるのがNuPrime STA9X。
これはGoodな組み合わせ。

今日は代理店さんが「ご紹介~」と持ってきてくれただけなので、店頭に常設しているわけでないのですが、しっかり頭にインプットいたしました。

「Revival Audio」・・一流ブランドを40年近く支えてきたとあって、昨今の天井知らずのオーディオから昔のオーディオ良き時代を「リバイバル」させたい・・そんな思いから掲げたブランド名・・かもしれません?勝手な想像ですが・・。

★ フルテックのNCF技術を使ったスピーカープラグ

フルテックの特許素材であるNCF、静電効果を発揮する成分をスピーカー側の端子とプラグが当たるところ(写真の黒い部分)に使用。
これまでもケーブルの根本を支えるNCF Boosterなど、制振対策にもなるアクセサリーが人気だったりもしているので、思いっきり大きく振動しているスピーカープラグのこの部分に使用する‥というのは、いかにも効果ありそうですよね。

営業さんのご厚意で、NCFを使ったものと、これまでのノーマルのものと比較をさせて頂きました。
この違いは一目瞭然。
NCFを使用したものは情報量も上がるし広がりも出ます。

ただ、聴きなれたケーブルLINN K20(端子はLINN)に比べるとやや音圧が下がったのが引っかかりましたが、
この時のデモのスピーカーケーブルは日本で発売されていないものとのことで、
それならLINNのケーブルで試してみようと端子のみ手配中。
さてどうなることでしょう。楽しみです。
しかしこのプラグ、持ち手がとってもしっかりして太いため、LINN MAJIK DSM4やSELEKT DSMのアンプ側には不向き。
スピーカー側のみ使ってみることとします♪

ちなみに、価格は30,360円(税込・2個)。
スピーカー側4個買えるとして6万円そこそこ。
まさにオーディオ「アクセサリー」で、女性のピアスやブレスレットの感覚でございます。
こちらはまた試したらレポートいたします♪
(竹田)

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