昨夜から鳴らし、二日目の今日。
お昼一番にいらした方には、
これ、いいね!
LINNの中で一番好き。位相が崩れない。いいじゃん、これ!すごいよ。
(フルレンジの音が好きな方)
と言って頂きご満悦。
しかし閉店間際のお客様は、ムローバのヴァイオリンがキツイかなーと帰られ、低域が結構出てきて被ってるかな。と話しながら納品に出ました。
MAJIK DSの納品先でお客様の笑顔にホッとした帰り道、店に荷物を取りに戻りがてら、AKUDORIKを聴いて、ナルホドね~と、スタッフがスピーカーをふりまして、現段階ではほぼ解決。
よくなったね、とおもむろにかける曲がまたよくて、つい根が生えて試聴大会。
聴いていると、解像度とかそういうことでなくて、「人間ってすごいなー」という思いが湧き上がってきます。
素敵な曲を作曲した人、
魅力的に演奏する人、
それを丁寧な仕事で録音する人、
その曲を好む人に届くように紹介する人、
それらが円滑に進むように全体を見てプロデュースする人、
オーディオで再生するために、オーディオを作る人がいて、
届ける人がいて、
感動した人は人に伝え…
すべてがそのようにではないかもしれないけれど、目の前で錚々たる演奏家が入れ替わり立ちかわりバッハの無伴奏を弾いたり、バルトリの抑えた歌い方を聴いていると、なんだか、
自分の仕事が誰かに確実に渡っていくように努力すれば世の中自然とよくなるんじゃないの、とイイ加減なことを思ってみたり、自分に置き換えて、どうなんだと自問自答して1日を反省してみたり、、、
夜は更けるので、途中で切り上げて帰ってまいりました。