ここのところ、割とご相談の多いケース。B&Oのスピーカーをお持ちのお宅へLINN DSMをご納品。
10年近く前、お客様が選ばれたスピーカーはB&O Beolab5。
B&Oのスピーカーは、アンプ内蔵のものがほとんどで、大抵の場合プレーヤーも同メーカーで揃えられますが、当時から先見の明あり!?のお客様は、プレーヤーには、LINN KLIMAX DSMを選択されました。
LINN DSMには、HDMIほか、デジタル、アナログの入力があるので、TV周りの機器、BDプレーヤーやApple TV、ゲーム機など一切合切を接続して、楽しまれていらっしゃいました。
そこへ新型KLIMAXの報せ。
どうやら素晴らしそう、、、とは言えファッション他様々なことにアンテナを張っていらっしゃるお客さまにとって、新型の価格はちょっと非現実的。
それでも、システム見直しのきっかけとなったことは確かでした。
KLIMAX DSM初代からすると、10年という歳月はデジタルの世界で言うと、テクノロジーの進化には充分な時間。最新DACでないにしても、Katalyst DACへのアップグレードやクロック、細部などのアップデートを経て、DSMが出る前の10年よりも早い進歩で、ミュージシャンの存在に、より楽に近づけるようになっていたのです。
そして、この度のお客様の選択は、KLIMAX DSM初代モデルから、SELEKT DSM KAへ。
モジュール式で、LP12のように部分的にアップグレードに対応する、ずっと先を見据えた作りのこのモデル。
納品させていただくまでは多少のご心配もあったに違いありませんが、初代機に劣らない音質、B&OともマッチングのいいデザインのSELEKTに、「何も違和感ない!いい音!」と、喜んでいただきました。
ちなみに、ここのところB&OのCDプレーヤーの調子が悪くて、最近はサブスクしか聴いてないし、、なんか他にない?とご相談を受けること3,4件続き、LINN DSMをお届けすることしばしばです。
(竹田)