Brodmann F1、システム一式のご納品です！

壁に掛けられた赤い情景。
その下に、元々そこにあったかのように収まったシステム。
Brodmann F1と、LINN MAJIKDSM。
このシンプルなシステムが有機的な音色を奏でます。

お客様は、学生時代ホルンを演奏されていたこともあり、音楽に対して元々情熱をお持ちでした。

が、一方、デザインに関わるお仕事をされていることもあり、音とデザインがどちらもよいものを長いこと探されていたのでした。
「音とデザインの両立」、、、

一言で言っても、中々難しい。
生演奏に耳が慣れていらして、ご自身でも楽器を触る方なので、これまで、「これ！」と思えるスピーカーに出会えたことがなかったと仰います。

最初のご試聴時、持ち込まれたCDの最初の一曲を聞いて頂いたあと、
「すごく、、いいですね」
という一言に、抑えた興奮が垣間見えました。

それは、あとで「今まで出会えなかった」というお話を聞いて深く納得。

その後、FS（ブックシェルフ）とF1のご比較。
クラシックのオーケストラに混ざって聴かれた、ブラッド・メルドーのピアノトリオはFSが魅力的でしたが、オーケストラや大編成のものを聴かれることが多いのと、やはりホルンの響きはF1が抜群ということで、F1に。

ご自宅にこうして収まったBrodmann。
赤が印象的な大きな絵は、物静かなお客様の音楽への情熱を連想しました。
一度鳴り始めると、響きは部屋に溶け込み、絵は四角い枠を超えてひろがってゆくのでした。

システム：
スピーカー　Brodmann F1
プレーヤー兼プリメインアンプ　LINN　MAJIK DSM