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先月中頃関西へ行ってまいりました。
Brodmann VC1とOCTAVE V70SEのご納品です!
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かねてより気になっていらしたBrodmannを「やっと」聞けたのは昨年の大阪ハイエンドショー。
その時に鳴っていたのが、まさにこのOCTAVE V70SEとBrodmann VC1だったのだそうです。

ある日、熱心なBrodmannのスピーカーの問い合わせが入ります。
弊店のLegatoブログをご覧いただき、Brodmannのスピーカーのラインアップや、組み合わせるアンプについてのご質問いただきました。
一つ解決すれば新しい疑問が生まれます。
関西にいらして簡単にはお出かけいただけないこともあり、目に見えない「音」をお客様にお伝えするのに、言葉の拙さ、無力さには参りましたが、お客様は根気よく、それは熱心に耳を傾けてくださいました。
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オーディオシステムの導入に関して、ここまでのクラスのものは初めてということ。
クラシック音楽を主に聞かれること。
導入にはご家族を説得し、1年かけて行き着いたシステムであること。
などなど、丁寧にご自身のことも語っていただいたのですが、一度オーディオショーで聴いたとはいえ、さすがにここまでのものを入れるには・・・と、最終的には試聴のために東京にいらしていただいたのでした。
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そしていざ導入!
ご納品のこの日、小編成のものやJAZZボーカルなどをかけながら、アンプが温まるのを待って、スピーカーの位置出し。
VC1もウーファーは、片側側面にあるため、ウーファーを内側にするか、外側にするか(左右スピーカーを入れ替える)という選択肢もあります。
ウーファー内側から試し、もう少しほぐれて欲しい感じもあり、左右入れ替えウーファーを外側に向けたところ、伸びやかになり開放感が出てきました。
そこでウォーミングアップも終了。
お客様がかけたのはブルックナーの大編成。
「うわ・・こんな風に鳴るんだ・・。幸せ・・」

それまでもクラシック音楽は聞いていたけど、数年前のドラマ「のだめカンタービレ」をきっかけに、本格的にクラシック音楽にはまってしまったというお客様。
フルトヴェングラーなどの古い録音も聞くので、解像度という言葉の下バランスを欠いた音の連なりを出すようなものではなく、音楽を聴くためのものとして導入したいというのは最初のご要望でした。
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普段はご家族との憩いのリビング。
お子さんもまだ小さいとのことで「素晴らしい!エイサイ教育デスね」などとツマラナイことを言ったのですが、そんなことより、しばらくはパパの夜の音楽タイムがメインのようです。(トーゼン)

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