< JAPAN Chair>
ジャパンチェアの特徴はそのエレガントさです。どの角度から見てもエレガントなフレーム。曲線的な形状は、穏やかなシンプルさを放ちます。
引きで見るとフレームとシートを分離させ、浮いているような軽やかな印象も彼のこだわりです。

彼の初期の家具デザインとは大きく異なり、伝統的な日本の建築技術からインスピレーションを得ていることから日本人とのつながりが深いことを感じます。
先が細く作られた脚の上に置かれた水平の背もたれは、日本のお寺の鳥居を彷彿させます。

背もたれは円形のくぼみで終わっており、とても洗練された印象。
シンプルな中にフィン・ユールらしさが際立つ細部・・
「逸脱は細部に宿る」と有名な言葉を残したフィン・ユールらしい特徴のひとつです。

<about One Collection/House of Finn Juhl>
フィン・ユールの家具を製造するデンマークの家具メーカー。北欧デザイン界の巨匠フィン・ユールの作品のほぼ全てのライセンスを保有し、今後の新たな復刻を許された世界で唯一のブランド。