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新居に移る前から、渇望していたこと1つ。
「植木を育てる」。

うちの店で週3回来てくれている岸さんは、おうちの庭で紫陽花、ローズマリー、きゅうり、ゴウヤ、茄子などお花から野菜まで家庭菜園でいろいろ社内のみんなに持ってきてくれます。

特にローズマリーは羨ましくて、家庭菜園は難しくても、鉢植えを置きたいと。しかもPYTHAGORAさんが什器を整えたという白金のお店の佇まいになんだか惚れて、ここ数ヶ月行きたいと思っていましたが、引越し前にグリーン買うのもと我慢し、やっとの思いで行ったら定休日←イマドキ事前に調べましょうよ。

月火水が休みとのことで、縁がないのかと残念に思いつつも、諦め難くメールしたら、休みの日に時間を作ってくれるとのことで、やっと会えました(この言葉使いはあとでわかる)。

お店の名はToo Garden。こちら女性の店主さんなのですが、もう、この人からダダ漏れの情報量に、まず圧倒されます。

私は今まで、家に緑があると良いなと思いつつ、カイガラムシを繁殖させたり、サボテンを枯らしたりという有様で、かなり緑に対して小心者。でも、昔より物事の道理もわかるようになってきたし、とにかくお客様のおうちに伺って緑を茂らせているのは素敵で、やっぱり緑育てたいと思っていたのでした。

お初にお目にかかるもの、いきなり自分の気持ちを吐露しますが、そういう方が多いんです!と、店主さんも何だかとても歓迎してくださる。

あ、でも邪道かもしれませんが、ワタシ、グリーンもちろん欲しいですが、その、植木鉢の素敵なのが欲しいのです、と伝えると、そういう方はたくさんいます!と、また私の気持ちに寄り添ってくださり、まずは植木鉢の紹介となりました。

植木鉢を選びそれに合うグリーンを選び、お気に入りができたところで、また不安がもたげます。昔枯らしてしまったあれこれ。

自分にはグリーンを育てる資格がないんじゃないかと心配になり、またしても思いを吐露しますと、皆さんそうなんです、大丈夫!と。

とにかく、今日買って帰って、その後も相談に乗ってくださることがわかったので、水のやり方など聞いていたら、今までやっていたことが間違っていることがわかる。

土の表面が濡れるくらいの水でいいんですよね?

あ、下から水が出るくらいあげてください。それは全てに共通します。あとは、ものによって、毎日とか週一とか、週二とか、、。よくあるのが、上は濡れているけれど、鉢から植木を持ち上げると下がカラカラということがあります。下まで水が行き届かないと、酸素が行き当たらず、植木が苦しがるのです。

あ。それってオーディオと凄く似てる。オーディオでも壁に近すぎて、空間足りないと苦しい音になっちゃう。

えー!それって面白い!!そんなことあるんですね!

と、いう具合に延々と話していたくなる彼女の存在は、グリーンコンシェルジュと言っても過言ではないでしょう。

ここのところ思いますが、何か趣味のことをやるときには、信頼できる相談に乗ってくれる店員さんがいると本当に趣味を満喫できます。

とにかく私は強い味方を得て、ローズマリーとユーカリをベランダに、小さなベンジャミンとシュガーバインとピレアをキッチンに置くことにしました。

LP12じゃないけれど、何年かに一度鉢の植え替えや、土の入れ替えとか、そんなことを教わりながら、どこまでもオーディオはやはり生き物だなと確信しております。

最近は植木に水をやるために今までより1時間も早起き出来るようになりました。

お近くの方は是非一度出かけて見て!

too Gardenホームページ

(竹田)

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