今朝日本に戻りました
2週間のお休みをいただき、渡欧してまいりました。
ミュンヘンオーディオショーについては、現地からの(とっても簡単な)レポートの通りなのですが、
実は今回は
ワーグナー「ニーベルングの指環」のツィクルスを聴く
というのが一番のテーマでした。
昨年末そんな話が持ち上がった際、なんと星占いに背中を押され(「2024の乙女座は旅・冒険・学びの時間です」「特に前半、想定外の遠出」)行こうと決めたのでした。
しかし、さすがにツィクルスを聴くには「指環・初心者」過ぎるし、最初の二夜と後半の二夜の間に5日もあるから、休んで行くにしても長すぎるし、後半のチケットは捨てよう(4枚セット売りでばら売りなし)と思っていたのですが、創業以来のお客様から「自分の人生にかけがえのない財産になるから絶対に行きなさい」とここでも背中を押していただき、こんな長いお休みをいただくこととなったのでした。
結果、宝になりました。
この先の人生においてもこれからずっと聞いて理解を深めていけるのだと思ったら、楽しみで仕方ないほど。
しかもオーディオでワーグナーを再生できる、この先どんどんその「再生」の精度は高くなるでしょう。
折角ヨーロッパに行くならと、間の日程でパリへ行き、マケラのパリ管も聴きました。
ベルリンで指環のない日に国立歌劇場でモーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」も聴きました。
更にベルリンフィルではグザヴィエ・ロトの指揮する「ブルックナー3番」の初版も。
ブルックナーはワーグナーに心酔していて、この3番はワーグナーに献呈し、ワーグナーも気に入って受け取ったとか。
初版の楽譜には金文字で大きくWagnerと書かれているのだそうです。
指環以外は五月雨式に決めた予定でしたが、計画しても中々こうもうまくいかないだろうというほどの「ワーグナー」旅行でした。
明日からは仕事モードに。(と言ってもオーディオと音楽とはなんとも幸運です)
ヨーロッパで吸ってきた空気は、合間合間のつれづれ日記などに。
つれづれ続きにならないように気を付けます(笑)
お休みをいただきありがとうございました!
(竹田)