以前書いた中に、「J.M.Weston」について一言触れたことがありました。
たぶん、頑張って買ったとか、そんなこと。
昨日久々にお目にかかったお客様が、
「そういえばブログみたけど、Westonは戦車のような靴ですよね」
と仰っていました。
戦車・・・!?
ハイヒールで階段の上り下りがきっついなーと思っていた足には、
実は結構楽チンだったので、戦車は意外でした。
(ハイヒールでなくても、女性用のペタンコシューズ、あれも意外と疲れる)
お客様は靴がお好きで、色々お持ちのようで、
中でもウェストンは固くて、伸びるまでガマンして履く・・
とのこと。
そういえば、他の方でも、「おろしたてで痛くって・・」
と仰っていた方があったかも。
そういえば、初めてウェストンの店に行く前に、靴愛好家の先達に助言を求めたのを思い出しました。
「ピッタリサイズのを勧められるだろうから、
ハーフサイズ大きくして、その分
幅が狭いものを出してもらって、両方履いてみた方がいい」
と教えられ、言われた通りに出してもらって
お店の勧めるサイズと2つ履いて、
見た目と履き心地とどちらも気に入った、幅狭・縦長パターンに決定。
確かにお店で足のサイズを測って出されたものは、
足入れもキツくて、入ってもがっちりホールドされて、
まさに「戦車」だったことを思い出しました。
今年も涼しくなってきたので、出して足を入れてみます。
昨年よりも少し足に馴染んだ感じ。
でも、柔らかいとかではなく、程よく固くて、その厳しさが心地よい感じ。
厳しくて、でしゃばらない、
でもどこに行っても胸をはっていられる。
「しかし、ウェストンの、あの艶はいいですよねぇ。
磨きがいがありますよ。靴磨き大好きだし。」
・・と、前述の「戦車」のお客様。
今朝はその言葉を思い出して、出がけに慌ててブラシをかけます。
良き相棒がいつでも輝いていられるよう、
しっかり靴磨きせねば・・。