続いてもJBLご紹介!!
今回は C40 Harknesです。
JBL C40 Harknes(ハークネス)は1957年に発売されたリアローディングホーン(バックロードホーン)方式を採用したスピーカーシステムです。
今回、ご紹介しますハークネスはオール米松のエンクロージャーの初期型モデルで、スピーカーユニットはD130と075の組み合わせでステレオ再生用に左右対称になっています。
先日、入荷いたしましJBL C36 Rhodes は前後のバッフル板のみ米松を使い、上下左右のキャビネットを鳴きを抑えるようにパーチクルボードを用いて全体の響きをコントロールしていましたが、C40ハークネス横型はローズに比べてエンクロージャーが大きく作られており、バックロード方式を採用しているので、オール米松エンクロージャーが響きやバランスも格段に優れています。
美しいローズ仕上げです。
ハークネスは1950年初頭からJBLのエンクロージャー設計を手掛けていたインダストリアルデザイナー、アルヴィン・ラスティグの代表作の一つで、「スピーカーシステムを芸術の域にまで高めた」と評されていて、シンプルですが格調高い仕上げでデザイン的にも優れた美しいスピーカーです。
当時、JBLにはシステムチャートというものがありました。これは、スピーカーユニット、ネットワーク、エンクロージャーをカスタマイズに組み合わせ、自分の好みのスピーカーシステムを導入できるというものでした。
C34 ハークネス縦型、C35 フェアフィールド、C36 ヴァイカウント、C37 ローズ、C38 バロンなど名だたるスピーカーシステムが顔を揃え、その中でもハークネスは代表的なスピーカーシステムでした。
当店のシステムで鳴らしてみましたが、LINN MAJIK DSMの一台でのドライブやOCTAVEとの組み合わせは相性抜群です。
JAZZのエネルギー感あふれる再生は心に響き、特徴のバックロードならではの低域の量感と伸びがある音で、バランスが良くクラシックも心地よく奏でてくれます。
また、ボーカルの定位も良く、豊かな量感で音楽性が高く現代のスピーカーでは味わえない音の深みがあります。
是非、JBLヴィンテージスピーカーをご堪能ください。
JBL C40 Harknes
販売価格:ASK
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