LINN LP12 の軸受けが進化します!!!
その名も「KAROUSEL」・・
この見るからに堅朗な作り。
ここへきてLP12の回転の中枢そのものである軸受けがアップグレードされるとは、当然のことならが音質全般の底上げが期待されます。
S/Nの向上、より静かで正確な回転ににょる情報量のアップや、音の厚み、解像度・・・。
こ の KAROUSEL アップグレードは、 世代を問わず世界中全ての LP12 mechanics が対象となるとのこと。
入荷まではまだ日を待たねばなりませんが、大いに期待して、製品を待ちたいと思います!!
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まもなく誕生から半世紀 を迎える LP12 。
電源、サブシャ ーシ、トーンアーム、などの各パーツは絶えずリリー スがありましたが、ターンテーブル の心臓部であるベアリング部のアップグレードは、 製品誕生以来今回が 2 回目。しかも前回は27年前の1993年。第 3世代のベアリングシステムと なります。
「シングルポイントベアリング」 と呼ばれる LP12 のベアリング方式 は、言うまでもなく LP12 の最重要 事項のひとつであり、LINN ロゴのモ チーフとなったものです。
2011.8.28 シングルポイントベアリングの話
★ Refined Motion
洗練されたモーション設計の革新と最新素材の組み合わせによって、極上の回転を実現します。
工作精度の向上は、製造過程の偏差を極限まで小さくし、ベアリングライナーのスピンドル・サポートを改善させます。
軸を受け止める スラストパッドには Diamond-Like カーボンコーティングが施され摩擦を極小とし、シングルポイントベア リング機構と相まって LP12 の静粛性を高めます。
★ Greater Stability
素材として選定されたステンレススティールと新しい全体設計は、プラッター、スピンドル、ベアリング ハウジング(軸受け)、サブシャーシ間で、強力な結合を実現させました。
新型ベアリングの設計トピックスとして
・軸受けユニットとサブ シャーシ間の固定方法を、より高めるべく、強力なロックナットによる新方式に変更すること
・小型で剛性の高い形状と新しいカーボンコーティングを採用したスラストパッドを強固にハウジングすること
これらによって、プラッ ターの回転及びその質量を支える重要なパートが大きく改善できたのです。
★ Longer Lasting
摩擦が低減されることはつまり、それによる素材のダメージを減少させ、高水準な再生が長く続 くことを意味します。
また新構造によりサービサビリティーも大きく向上しました。
「KAROUSEL(=Carousel)」
英語でメリーゴー ランドを意味する
構成パーツ:KAROUSELベアリングハウジング、インナープラッター、アース線、
スプリング&グロメット大/小&ナット&ワッシャー×3セット
*注意! 新ベアリングハウジング KAROUSEL は、全ての LP12 本体に装着が可能ですが、電源ユニットとして 「NIRVANA」「VALHALLA」「3rd パーティー・クローン電源」をお使いの場合は、感電事故の危険があ るため組み合わせて使用することができません。
(竹田)